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【黄桜に取材】若い人はストローで日本酒を飲む?話を聞いてみた

提供:黄桜

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「ストローで日本酒を飲むのか」

「ストローで飲める日本酒」について、酒造メーカーの黄桜に話を聞いた。

「ストローで飲める日本酒」が話題

京都府京都市伏見の酒造メーカー「黄桜」は、ストローで飲める日本酒「黄桜 純米酒カップ」を販売している。

山田錦100%で仕込んだやや甘口の純米酒を、ストローで女性にも気軽に飲んでもらえるようにした新スタイルのカップ酒。

紙パックなので持ち運びも楽ちん。屋外でもカジュアルに楽しめる、まさに今の季節にぴったりの日本酒だ。

 

提供:黄桜

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ネット上で「可愛すぎる」「どこでも飲めて、落としてもこぼれない」「天才の発想」「出張帰りとかに買っちゃいそう」「カップホルダーに入れたら、普通にどこでも飲めそう」「ピクニックしながらカフェラテ風に飲みたい」と話題になっている。

甘酒パックをキッカケに開発

黄桜によると、同商品は「酒粕の甘酒カップ」での成功がキッカケで誕生したという。

2016年の春に、「酒粕の甘酒カップ(紙カップ)」を販売したところ、ユーザーは女性比率が高く、「容器に直接口を付けて飲むのに抵抗がある」という声があったそう。

そこで、2016年10月からストローを付けて出荷したところ、飛躍的に売り上げが上がったという。

同じ容器でもアプローチの仕方を変えることでユーザーが広がることが分かりました。

清酒においても、アプローチの仕方を変える(ストローを付ける)ことで、ニーズが広がるのはないかと考え、2017年春よりストローで飲むスタイリッシュな女性向けのカップ酒の開発を始めました。

チルドコーヒーなどストロー付き飲料の普及もあり、そのユーザーには「ストロー付きアルコール」の提案もありだと考えました。

提供:黄桜

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デザイナーに女性を起用し「女性目線」に

開発にあたっては、日本酒好きの女性に抵抗感なく購入してもらうよう工夫した。

デザイナーに女性を起用し、男性目線でなく、女性目線でやわらかいタッチのデザインを採用しました。

中身も当初は本格的な15~16度のアルコール度数を想定していましたが、飲みやすい度数の14度で、飲み口もやや甘口とし、気軽に飲める酒質を選びました。

提供:黄桜

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商談で「ストローで日本酒を飲むのか…」と反響

同商品への反響を聞いた。

商談中の方が色々と反響が大きかったです。「ストローで日本酒を飲むのか」と…。

ただ、黄桜ではブリックパックを約30年前より発売しており、ストローで日本酒を飲む方は既にいらっしゃいます。

今回の商品はターゲットが違いまして、チルドコーヒーなどストローで飲む飲料が若い方に普及している現状を捉え、若い方、特に女性に向けて商品を作りました。

同時期に、女性向けに「米麹の甘酒カップ(チルド)」も作ったそう。

こちらは完全ノンアルコールなので、安心して飲めると評判です。

提供:黄桜

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間を開けて飲めば、酔いが早くなることはない

ネット上には「ストローで飲むと、良いが早く回りそう」という声もあるが、実際はどうなのだろうか。

180mlを一気に飲み干すとそのような可能性もあるかもしれませんが、間を空けて飲めばそのようになることはありません。

ストローを使えば、一度に飲む量は限られるため、時間をかけて飲むことを想定し、余韻のあるコクを楽しめる純米酒を採用しました。時間をかけて飲んでもらえたらと思います。

同商品に込める思いを、こう語る。

新しいスタイルをご提案することで、今まで日本酒に興味がなかった方に注目して頂ければと思います。

合わせまして、ストロー付きの甘酒カップ(特に米麹)も気軽に飲めるストローで勤務中のティーブレイクにも楽しんでもらえたらと思います。

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