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【取材】うどん県から“さぬきうどん英才教育キット”が登場!開発者の狙いは?

出典:「瀬戸内うどんカンパニー」Press Release

出典:「瀬戸内うどんカンパニー」Press Release

「さぬきうどん英才教育キット」について、開発元の瀬戸内うどんカンパニーの北川智博代表に取材した。

さぬきうどん英才教育キット発売へ

香川県三豊市の民間型地域商社「瀬戸内うどんカンパニー」は5月1日、同社が開発した「さぬきうどん英才教育セット」を発売する。

小麦粉、ミックス小麦粉、打ち粉、さぬきうどん専用醤油、いりこ、こんぶ、けずりぶし、麺棒、さぬきうどんワークブック、シールが入っており、さぬきうどんを10人前(5人前×2セット)を作ることが可能。

「だし取り」や「麺づくり」など、ゼロから本格的に作ることができ、ワークブックでさぬきうどんの歴史や秘密も学べる。

ネット上で「恐るべし、うどん県」「本格的」「どんだけ」「攻めてる」「これは家庭でやってみたい!」「欲しい」と話題になっている。

「親子で盛り上がれる選択肢を」と発案

キットは、同社代表の北川智博さんの経験から誕生した。

北川さんは地域商社として「地域の資源活用」を考えており、それをより広いマーケットに届けることにチャレンジしたいと思っていたそう。

2人の子どもを持つ父親として、「ハードな日常の中で、家族の時間を作りたい」「子どもに『してあげる』ではなく『一緒に楽しめるもの』が欲しい」と考えていたという。

そんな中、子どもたちと一緒に料理をする機会があり、子どもたちと一緒に盛り上がり、子どもの創造性や成長を感じることができたそう。その経験から、食文化というツールを通して、「家族の触れ合いの時間を増やしてほしい」「子どもの感性を育みたい」と思い、開発に踏み切ったという。

料理作りは、さぬきうどんという地域資源、教育という社会課題、両方を網羅できると思いました。

子どもの「やる気スイッチ」にこだわり

開発にあたり、特にこだわったのは「子どものやる気スイッチを入れること」。

工夫したのは、「見た目で子どもたちに『かわいい!』『面白そう』と興味を持ってもらえるデザイン」「箱の中身を開ける時に、段ボールをペリペリ剥がせるようにした」「テンションの上がるワークブックやシール」の3点。

子供は気分屋なのでご機嫌ななめだと全然楽しんでくれません。

そこで、僕なりに家庭でも実践しているのですが、3回やる気スイッチを入れると子供は能動的主体的に取り組んでくれます。というのを、商品の初見の段階でできるように工夫しました。

食文化を楽しく学んでほしい

「さぬきうどん英才教育キット」というネーミングだが、さぬきうどん作りのエリートを育成するのが真の狙いではないという。

僕はさぬきうどん作りのプロではないので、プロやエリートというより広く香川、ひいては国内を代表するうどんという食文化を子どもたちに楽しく学んでほしいと思っています。

留学に行くときにうどんが打てたら海外で人気者になれるとか、面白くないですか?

クラウドファンディング、3日で目標額達成

発売に先駆け、4月16日からクラウドファンディングを始めたところ、わずか1日で目標額の半分を超える支援が集まり、開始3日で目標額を達成した。

同社には「子どもがうどんを大好きで、こういうのが欲しかった!」「家族の誰かが香川出身で昔食べたさぬきうどんの味が忘れられない、自宅でみんなで楽しみたい」「料理教室で使いたい」「うどんを活用した商品開発をしたいから入社したい」など、びっくりするほど共感の声が届いているそうだ。

多くのご支援、ご共感をいただいていること、とても嬉しく思っています。

「教育」や「食育」や「地方創生」って、とても身近な言葉なのになんかお堅くて触れずらい気がするんです。だから、ネーミングも思わず2度見してしまうもの、デザインもかわいく・楽しさを連想できるものにしたいと思いました。

その結果、これだけ話題にしていただいて多くの方がこの商品を通して、地域資源を深く知ってくださったり、料理作りというご家庭での新たなふれあいの選択肢ができたり、そんなお手伝いができると嬉しいです。

Posted: |Updated:

Text by 長澤まき

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