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【撮影者に取材】「世界よ、これが茨城だ」ひたちなか海浜公園のネモフィラが美しい

菅家 優介Yusuke Kanke@チーム房総(@ysk_photo)/Twitter

菅家 優介Yusuke Kanke@チーム房総(@ysk_photo)/Twitter

ネモフィラが一面を埋め尽くす美しい写真について、撮影者に取材した。

一面青の美しい写真に6万いいね!

菅家優介 Yusuke Kanke@チーム房総‏(@ysk_photo)さんがTwitterに、「世界よ、これが茨城だ。」と投稿した写真が話題になっている。

ネモフィラの花が一面を埋め尽くし、青い空と溶けあっているかのような美しさ。

ネット上で「すごい!綺麗!」「美しい」「なんとも幻想的」「絶妙なアングル。生で見たくなります」「ただただ素晴らしい…」「どうやったらこんなに上手に撮れるのか」「一度行ってみたい」と話題に。

菅家さんのツイートは投稿から1週間余りで2万2000超のリツイート、6万を超えるいいね!を得ている。

「魚眼レンズ」で撮影、青の奥行きを表現

撮影した菅家優介さんに話を聞いた。

—–撮影時の状況を教えてください。

2015年4月30日の早朝、国営ひたち海浜公園にて撮影しました。

毎年ネモフィラの時期は早朝開園(7時30分に開園)するため、開園とともにダッシュして、ネモフィラの咲き誇る「みはらしの丘」に向かいました。

撮影前に「青いネモフィラに、青い空、少しだけ雲が演出してくれるといいな」とイメージしていたのですが、まさにイメージ通りの展開になり、終始興奮しながら撮影していました。

—–どのように撮影したのですか?

まず、画角については、ネモフィラと青空を画面いっぱいに捉えたかったため、レンズは「魚眼レンズ」をセレクトしました。15mmの画角です。

みはらしの丘は高低差と奥行きがあるため、絞りは「F22」に設定し、手前から奥までなるべく全体にピントが合うように設定しました。

アングルは出来るだけ低くし、手前のネモフィラを活き活きと写した上で、奥へ「青」が続いていくように表現しました。

国営ひたちなか海浜公園では、毎年4月中旬~5月上旬にネモフィラが見ごろを迎える。

同園によると、今年は例年より2週間ほど早く「見ごろ(後半)」になっており、5月に入ると見ごろ過ぎになる可能性が高いので、早めの来園がお勧めだという。

自然風景をメインに多岐に撮影

菅家さんの撮影活動について、詳しく聞いた。

—–いつ頃から撮影活動を始めたのですか?

大学1年生の時、なんとなく写真部に入ったことが始まりでした。

写真部の夏合宿で先輩に一眼レフの操作を教わり、その後、同じ先輩に東京駅の夜景撮影に連れて行ってもらいました。そこで、「なんと美しい写真が撮れるのだろう」と感銘を受け、本格的に風景撮影を始めました。

—–どのような写真を撮っていますか?

最初は都内の夜景という夜景を撮り周り、次に富士山好きの先輩と自然風景を撮りました。

今では自然風景をメインに撮りつつ、夜景やスナップ、中には人物撮影と、多岐にわたって撮影活動を行っています。

『皆既月食とスカイツリー』

2014年の皆既月食とスカイツリーを撮影した写真です。スカイツリーの頂点を通過する一瞬を狙いました。

提供:菅家優介さん

菅家優介さん撮影

『花火』

日本3大花火大会の一つである「長岡花火大会」のメイン項目「フェニックス」を数キロ離れた山の上から捉えました。

提供:菅家優介さん

菅家優介さん撮影

『東京空撮』

今年2018年の1月に、ずっと憧れていたヘリコプターに乗って東京の空撮撮影をした時の写真です。当日は空も焼け、「スカイツリー」と「富士山」の、日本一のコラボを上空から捉えることが出来ました。

提供:菅家優介さん

菅家優介さん撮影

千葉の魅力を写真で発信

菅家さんは、千葉県の房総半島をこよなく愛し、千葉の魅力を写真を通じて発信する集団「#チーム房総」の主催を務めているという。

—–活動内容は?

主な活動内容は、四季を通じた千葉県の風景写真の撮影と、その発信です。(TwitterとInstagramがメインです。)

今後の展望として、写真は勿論のこと、グルメやその他観光スポットの情報を混じえて、総合的に千葉県の魅力を発信していきたいと思っています。

また、  将来的には行政などの機関と手を組んで、 千葉の魅力を「チーム房総」の写真の力で発信することが夢です。

以前IRORIOで紹介した「茂原公園の夜桜」の撮影者まつざきさん(@ohisamaking)も同チームのメンバー。

高校生から30代まで計9人が所属している。(@saka_oym@Naister_photo@ryoooo1021@katayaki_photo@amatou_0429@Taihei_Tsukada@yuusei_photo)。

『しし座流星群』

しし座流星群を捉えたときの写真です。現チーム房総のメンバーと結成前から撮りに行っていました。

菅家優介さん撮影

菅家優介さん撮影

『印旛沼』

私の家から一番近い絶景スポットが印旛沼です。行くたびにドラマが待ち受けています。ずっと撮り続けていきたい被写体です。

菅家優介さん撮影

菅家優介さん撮影

『天の川』

千葉県の外房を中心に、天の川を見ることができます。光害が少なく、海には特徴となる奇岩も多いため、素晴らしい写真を撮ることが出来ます。

菅家優介さん撮影

菅家優介さん撮影

日本人の感情に訴えかける写真に挑戦

—–最後に「撮影に込める思い」を教えてください。

風景写真、特に日本の四季は世界的に見ても色彩豊かでとても美しいものです。

メインテーマとしては「自分にしか撮れない印象的な写真」を求めて日々撮影しております。

その中で、日本人特有の感性である「風情」「侘び寂び」「間」といった日本人の​​感情に訴えかける様な風景写真を撮影することにも挑戦しております。

この写真活動は、生涯を通じて仲間と共に楽しみながら、続けていきたいと思っています。

菅家優介さん撮影「南房総の海と夕やけ」

菅家優介さん撮影「南房総の海と夕やけ」

※記事内の写真は菅家さんの許可を得て掲載しており、転載を固く禁じます。

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Text by 長澤まき

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