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東京五輪時の通勤ラッシュは「鉄道が止まるほど混雑」との試算に、ネット上は「休もう」の声

fotolia

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東京オリンピック開催時に通勤ラッシュ時の鉄道が止まる恐れがあると報じられ、話題になっている。

電車と駅の混雑を試算

朝日新聞は5月1日、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックについて、中央大学理工学部の田口東教授が「対策を取らなければ、朝のラッシュ時に東京圏の鉄道が止まるだろう」と試算したと報じた。

最も試合が多い日の観客を65万人と想定しシミュレーションした結果、午前6時~9時の間、乗車率200%以上の電車が50%増えると予測。

さらに、輸送ピークが重なる午前8~9時の間に、乗り換えが多い東京駅と新宿駅、永田町駅での人の滞留を計算したところ、構内が普段の1.8~3倍の乗客で溢れるという結果が出たそうだ。

かなり激しい混雑と予想

報道や研究室公式サイトによると、田口教授は「田園都市線の遅れの原因究明」や「東日本大震災地域におけるバス時刻表の提案」などの実学的な研究を数多く発表。2017年には日本オペレーションズ・リサーチ学会の近藤賞を受賞した。

同教授は2016年にも、東京オリンピック観戦客の輸送についての試算を発表。

競技会場に近い駅や電車の区間は通常よりかなり激しい混雑が起こり得るとして、離れた駅から会場までを歩行者天国にするといった「アクセス駅の分散」や「譲ってくれた乗客へのポイント付加」、「会場での待ち時間を楽しくする」などの対策を提案していた。

ネット上は「休もう」「真夜中に」

報道を受けて、ネットユーザーからはさまざまな意見が寄せられている。

「在宅勤務のキッカケに」という声も複数見られた。

テレワーク・デイ、祝日の移動も議論

政府は、東京オリンピック開催時の混雑を避けるためにさまざまな対策を議論している。

開会式にあたる7月24日を「テレワーク・デイ」と位置づけ、テレワークの一斉実施の予行練習を呼びかける国民運動を昨年スタート。2017年は約950団体、6.3万人が参加した。

また、開会式と閉会式の前後に山の日などの「祝日を移す案」も議論されている。

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Text by 長澤まき

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