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【開発者に取材】「皮ごと食べられるバナナ」が誕生!食感はサクサクとサラダ感覚

提供:ともいきBIO

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「皮ごと食べられるバナナ」について、開発に挑んだ「ともいきBIO株式会社」代表取締役の田中節三さんに取材した。

「皮ごと食べられる国産バナナ」が誕生

福岡県北九州市の「ともいきBIO株式会社」は先日、皮ごと食べられる奇跡の国産バナナ「ともいきバナナ」の販売を始めた。

バナナに氷河期を体験させて成長を早める「凍結解凍覚醒法」で特別育成されたバナナ。農薬を使わず大切に育てているので、「皮ごと」食べられる。

提供:ともいきBIO

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バナナ本来の力を覚醒させる

「凍結解凍覚醒法」とは、バナナの成長細胞をマイナス60度で凍結して負荷を与え、その環境情報をリセットさせることで、バナナが持つ本来の力を覚醒させる製法。

本来バナナは熱帯性の植物なので赤道直下の温暖な地域でしか育たず、国内で流通するバナナの99%は輸入に頼っているが、この特殊農法により耐寒性がつき、冬場は氷点下まで気温が下がる日本での育成が可能に。

また、病害虫耐性も高まり、無農薬栽培で育成。さらに遺伝子のチカラが強まることで、甘さは普通のバナナの1.5倍以上となり、普通のバナナの倍の速さで実がつく。

提供:ともいきBIO

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「国産バナナを作りたい」と40年研究

田中さんはバナナが大好きで、自分で育てた美味しいバナナをお腹いっぱい食べたいという思いから、研究開発をスタート。40年研究を続け、特殊農法「凍結解凍覚醒法」を完成させた。

過去地球上で何度も起きた氷河期を生き延びてきた熱帯フルーツのバナナが日本で育たないことに疑問を持ち、「もう一度氷河期と同じように凍結させれば寒さに順応するのでは?」という閃きから、凍結解凍覚醒技術を開発しました。

「ともいきバナナ」というネーミングは、「共生主義」という理念・思想・哲学に由来するという。

現在の農業は、遺伝子組換え・抗生物質・農薬・化学肥料を大量に使用することも珍しくなく、人体に悪影響を及ぼしかねません。

我々は自然と共生するという信念のもと、そういった化学物質を一切使用しない農業で、自然・天然・本然(じねん・てんねん・ほんねん)な栽培により、安全で健康的、且つ高品質で美味しいバナナを世界中の人々に食べてもらいたい、また、この自然と共生する「ともいき」という考えに共感共鳴してもらいたいという想いを込めています。

バナナに最適な環境にするために、鹿児島南九州市の川辺にハウスを構え、我が子を育てるように愛情を注ぎながら丁寧に管理しているそうだ。

提供:ともいきBIO

提供:ともいきBIO「田中節三さん」

皮はサラダ感覚でサクサク

皮ごと食べられるそうだが、どんな味や食感なのか。

通常のバナナ果皮は、化学肥料の硝酸態窒素や化学物質農薬の蓄積で、極めて苦く痺れるほどの状態です。

ともいきバナナの果皮は農薬未使用で化学肥料未使用の為、本来の自然な果皮の状態です。苦味も痺れも無くサクサクとサラダ感覚で抵抗無く食べます。

また、他社のバナナ果実の糖度は17~18度なのに対し、同バナナの糖度は25~27度。一般的なバナナの1.5倍以上の甘さだという。

凍結解凍覚醒したバナナは葉の葉緑素が2倍になり糖合成力が増加しているので、糖度25〜27度の世界的にも稀有な高糖度を実現しております。

提供:ともいきBIO

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パイナップルなど他の果実にも

同バナナのターゲット層を聞いた。

小さなお子様からご高齢の方まで老若男女全ての方々に食べてもらいたいと考えております。

朝食・おやつ・特別な贈り物など幅広くご利用頂きたく思います。

提供:ともいきBIO

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バナナ作りに込める思いを、こう語る。

元々趣味でバナナを作っておりますので、苦労と感じることはありません。むしろ、毎日バナナと触れ合えることに喜びを感じております。

今後凍結解凍覚醒されたバナナを国内及び海外に広め、同時に凍結解凍覚醒技術によって既に日本での栽培に成功している250種類の熱帯作物(コーヒー、パパイヤ、パイナップル等)も広めて参ります。

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Text by 長澤まき

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