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【取材】プロポーズの言葉を作るゲームが話題に「腹筋が痛くなるほど笑った」

提供:CRIMAGE

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大反響となっているゲーム「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ」について、ボードゲームサークル「CRIMAGE(クリメージ)」に取材した。

「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」

ボードゲームサークル「CRIMAGE(クリメージ)」が販売している、プロポーズをしたりされたりするパーティゲーム「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」が大人気となっている。

単語カードを組み合わせてプロポーズの言葉を考え、センスが光る愛の言葉でプロポーズするゲームだ。

提供:CRIMAGE

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6枚のカードを組み合わせ、言葉を考える

プレイヤーはそれぞれ“指輪”3つと繰り返し使う“初期カード”5枚を持ち、ゲームをスタート。

子は山札から6枚取ったカードの言葉を自由に組み合わせてプロポーズの言葉を読み上げ、最後に「結婚しよう」と親に結婚を申し込む。

親は一番グッときたプロポーズをしたプレイヤー(子)の指輪を受け取り、最初に手持ちの指輪が無くなったプレイヤーの勝利となる。

カードは全部で194枚。「君は愛の伝染病…僕はどうにかなってしまいそうだ」や「ぽっかり空いた胸の穴、埋めてくれるかい?」など、さまざまな組み合わせができる。

出典:CRIMAGE

提供:CRIMAGE

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ゲーム好きが集まったサークル「CRIMAGE」

同ゲームは、札幌のボードゲームサークル「CRIMAGE(クリメージ)」のdaipoさんの作品。

CRIMAGEは、札幌の同じ映像制作会社で働く、美術館などでリアル謎解きゲームイベント等を行う「センバ ノブユキ」さんと、イラストレーターとしても活躍するdaipoさんの2人が2015年に設立したサークルだという。

共にゲーム好きで、東京ゲームマーケット2014春に来場者として遊びに行った際に刺激を受けたことがきっかけでゲーム制作を行うようになりました。

その後、ゲームが好きで制作も行う「さなだまり」さんと、観光の専門家でもありクリエイティブ活動を行う「こだまじゅんじろう」さん、札幌市内のデザイン事務所でグラフィックデザイナーとして活動する「わたなべみゆ」さんが加わり、現在は5名で活動している。

「遊びやすさ」を追求、指輪5500個を自作

daipoさんは、言葉を組み合わせる系のゲームが大好きで、特にアメリカのパーティゲーム「アップルトゥアップル」がお気に入り。1人でプレイすることもあるほどで、何年も前から言葉を組み合わせる系のゲームを作りたいと思っていたが、制作費の面で諦めていたという。

しかし昨年の春、「少部数だけなら自宅のプリンターで作れるかな」と思ったそう。

そこで、「中2病なイタイ詩をみんなで作り上げるゲーム」を考えました。

しかし、ルール面でうまくいかず、あれこれ考えていたところ、過去に「他プレイヤーに告白するゲーム」を考えていたことを思いだし、このフレーバーなら上手くいくのではないかと思い、ゲームを作った次第です。(daipoさん)

提供:CRIMAGE

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現在販売しているのは新版。リニューアルにあたっては、旧版より遊びやすくするために様々な工夫をしたという。

初期カードをぱっと見で判別しやすいカラーのものに変更しました。

また、机の上にカードを並べることになるので、カードのサイズを小さくして、小さなスペースでもカードを並べることができるようにしました。(daipoさん)

また、時間をかけて様々なテイストのアートワークを納得がいくまで試作したそう。

男性も女性も手に取りやすい雰囲気にしたかったので、甘すぎず、格好良すぎずのバランスになるよう努力しました。(daipoさん)

指輪は当初、コスト面からプラスチックの指輪に変更しようと思っていたが、旧版の指輪の評判が良かったので約5500個ほどの指輪を自作したそうだ。

提供:CRIMAGE

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販売分が完売、予想外の反応も

同ゲームは発表直後からネット上で注目を集め、「神ゲーの気配」「絶対面白い」「笑える予感しかない」「めっちゃ欲しい」と話題に。

4月に取り置き予約を開始したところ、わずか1週間で定員に達し、GWに開催したゲームマーケット2018での当日販売分も完売した。

予想を上回る反応に驚きました。

Twitterでは「久々に腹筋痛くなるくらいめっちゃ笑った」などとても嬉しい反応をいただきました。また、「旦那に愛してると言わせたい」という反応もあり、私たちが予想していなかった視点の反応もいただき勉強になりました。

ゲームマーケット当日は対応に必死で購入者と話す余裕はなかったが、朝一番に並んでくれたアナログゲームが大好きな人たちに同ゲームを手にしてもらい、とても嬉しく思っているという。

「毎回宝箱を開けるような楽しさ」

同サークルは他にも、「謎解きポストカード」や「我が社のロゴを描きたまえ」など、ユニークなボードゲームを続々と作っている。

お互いのクリエイティビティを尊重するようにしており、各自がゲームデザインからグラフィックまでを担当し、独立して作品を制作しているそうだ。

プロトタイプを作り、テストプレイの際にみんながどのようなゲームを考えていたのかを知れるので、テストプレイの時は毎回宝箱をあけるような楽しさがあります。

メンバー全員がパーティゲーム好きで、「アナログゲームファンではない人たちにも遊んで欲しい」と思い、なるべくシンプルなゲーム作りを心掛けているという。

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Text by 長澤まき

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