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【取材】蜂が防災ワイパーに巣作り!富士砂防事務所の動画が13万回超再生

「国土交通省富士砂防事務所」提供

「国土交通省富士砂防事務所」提供

「ワイパーに巣作りする蜂の動画」で話題の富士砂防事務所を取材した。

「ワイパーに巣作り」動画が13万回以上再生

国土交通省 富士砂防事務所の公式Twitter(@milt_fujisabo)が投稿した動画が話題となっている。

防災カメラには荒天時でもしっかり監視できるようにワイパーが付いているそうだが、なんとそのワイパーにアシナガバチが巣作りを始めたという。

防災カメラの映像には、動くワイパーに静かにとまる蜂の様子が映っており、同事務所は「蜂の巣作りの様子を監視していると仕事になりませんので、退去頂くよう手配します」とコメントしている。

ネット上で「面白すぎる」「そこは巣作りに適してないよ」「もっと落ち着いた場所がありそうなのに」「素敵なハプニング」「ほのぼの」「かわいい」「言葉の気遣いがほっこりする」「巣作りを監視したい気持ちが溢れ出ていて好感を持てる」と話題に。

投稿から10日足らずで13万4千回以上再生されている。

富士砂防事務所「稀なこと」

富士砂防事務所調査課の担当者に話を聞いた。

—–この防災カメラは、どんな目的で設置しているのですか?

砂防堰堤の異常の有無、渓流の増水状況などを監視し、土石流が発生した時などには迅速に災害対策がとれるように設置したものです。

—–カメラのワイパーに蜂などが巣作りするのは、よくあること?

防災カメラに蜂が巣を作ることはまれなことです。

—–蜂はなぜワイパーに巣づくりを?

カメラは山奥の渓流沿いに設置されていますので、巣作りに適した場所がたまたま防災カメラの、しかもワイパーだったのではないでしょうか。

「国土交通省富士砂防事務所」提供

「国土交通省富士砂防事務所」提供

富士山の土砂災害から地域を守る

—–“富士砂防事務所”について教えてください。

富士砂防事務所は職員総数30名で、富士山の土砂災害から地域を守るために砂防事業を実施しています。

—–普段はどのようなお仕事をしているのですか?

降雨による土砂災害に加え、火山噴火に伴う土砂災害に対してできるだけ被害が軽減(減災)できるよう対策(砂防堰堤など砂防施設を作ったり、避難のための支援)を進めています。

また、静岡市清水区由比地区において地すべり対策事業を行っています。

—–Twitterでの情報発信はいつ・どのような理由で始めたのですか?

こうした事務所の事業を広く皆様に知って頂くとともに、防災情報などを発信することを目的に今年の1月から始めました。

「国土交通省富士砂防事務所」提供

「国土交通省富士砂防事務所」提供

「国土交通省富士砂防事務所」提供

「国土交通省富士砂防事務所」提供

「鹿」や「カモシカ」に遭遇することも

—–お仕事の中で、他にも動物や昆虫と出会うことはありますか?

富士山麓には様々な動物が生息していると言われています。鹿や、場合によってはカモシカなどに遭遇することもあります。

また、防災カメラは倍率21倍の望遠機能も搭載しており、その機能を使えばサルなどの珍客もしっかりと監視できるという。

「国土交通省富士砂防事務所」提供

「国土交通省富士砂防事務所」提供

—–最後に、皆様がお仕事に込める思いを教えてください。

地域の安全、安心のために事業を進めてまいります。

同事務所は「親子見学会」や「フィールドセミナー」等のイベントも開催しており、ホームページでは、富士山と防災の歴史や取り組み、管内のライブカメラの映像等を見ることができる。

普段はなかなか知ることができない富士山の姿や、そこで安全のために働く人々の活動を知るために、ホームページをチェックしてみてはいかがだろうか。

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Text by 長澤まき

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