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虐待を受けていた犬が「警察犬」に!審査合格までの道のりを飼い主に聞く

提供:ドッグランてくてくピクニック

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被虐待犬から警察犬になった犬のナッツについて、飼い主で青森県八戸市の「ドッグランてくてくピクニック」オーナーの川向さんに取材した。

被虐待犬が警察犬審査会に合格

ネット上に先日、「全然ニュースにもならない、この大逆転犬生を知ってほしい」と、一頭の犬を紹介するツイートが投稿された。

紹介された犬・ナッツは、動物愛護センターからもらわれた「被虐待犬」だったが、先日の警察犬審査会に合格して警察犬になったという。

投稿者は「人間に虐待されて遺棄された犬が、今度は人を助ける任務に就きます」とコメントしている。

提供:ドッグランてくてくピクニック

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同投稿はネット上で「合格おめでとう」「頑張ったんですね」「勇気ともう一度人間を信じてくれてありがとう」「この子とトレーナーさんに拍手です」「応援しています」「お仕事もこれからの犬生も楽しんでほしい」と一躍話題に。

元の投稿は約5日間で、約7万の「いいね!」を集め、3万5000回以上のリツイートされている。

推定3歳の活発な女の子

ナッツは「ドッグランてくてくピクニック」の看板犬。

川向さんによると、ナッツはFT系ラブラドールレトリーバーの推定3歳のメスだという。

性格はやんちゃで遊びが大好き、ボールやフリスビーが大好きな活発な性格です。

提供:ドッグランてくてくピクニック

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譲渡会では残っていた

川向さんがナッツを飼うことになったのには、次のような経緯があるという。

2015年10月にナッツは姉妹犬と一緒に、(青森県)つがる市の保健所に収容されました。2頭とも鼻に縛られた虐待の痕がありました。

同年12月に、動物愛護センターの譲渡ボランティアに登録し、その時に譲渡されずに残っていた犬の中から選んで連れて帰ったのがナッツです。

▼愛護センターから来たばかりのナッツ

提供:ドッグランてくてくピクニック

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練習は1日10分、無理強いせず試行錯誤

ナッツが警察犬を目指したのは、ある偶然の出来事がきっかけだそう。

ナッツは意欲のある犬です。なんでもやりたがりました。

そんな時に偶然ドライブインで警察犬の訓練士の方に会い、運命的なものを感じ、警察犬の練習をしてみよう!と思い立ちました。

約1年間の練習を積んで挑んだ昨年度は、残念ながら不合格だった。

▼試験に向けて練習中のナッツ

提供:ドッグランてくてくピクニック

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ナッツは浮遊臭をたどってしまうため、試験コース上にある物品を見逃してしまったり、コースから外れて臭いをたどったりすることもあったという。

ナッツが間違ってしまうことはすべて私の教え方が悪いのだと受け止め、いろいろ試行錯誤しました。

大事にしたことは、とにかく無理強いをしないことです。

一日の練習時間は10分程度にし、長々と練習させませんでした。

そして、今年度、再び審査会を受験し、みごと合格証を得た。

▼警察犬審査会の合格証とナッツ

提供:ドッグランてくてくピクニック

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飼い主「犬としての人生を楽しんで」

ナッツは、普段は「ドッグランてくてくピクニック」の看板犬として、利用者の犬と遊び、かけっこをしているそう。幸いにも、まだ警察犬としての出動機会はないという。

川向さんは、ナッツとの関係を「娘と親」とも説明し、ナッツに込める思いをこう語った。

いつも楽しく朗らかに、犬としての人生を楽しんでもらいたい。

警察犬の練習も遊びの延長で楽しくやっていこう。

提供:ドッグランてくてくピクニック

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Text by 長澤まき

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