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大手企業の「夏のボーナス」過去最高の約95万円に!ネット上は「景気がいい」「格差が開いただけ」との声も

イメージ映像/fotolia

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大手企業の「夏のボーナス」が過去最高を更新した。

大手夏のボーナスは平均95万3905円

経団連は8月1日、大手企業の「2018年夏季賞与・一時金妥結結果」の最終集計を発表した。

東証一部上場で従業員500人以上の大手251社を対象に調査を行ったところ、146社の平均妥結額は95万3905円。

前年より8.62%増え、1959年の調査開始以来、金額ベースで過去最高となった。

イメージ映像 fotolia

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最高は建設業で161万7761円

最も高かった業種は「建設業」で161万7761円(前年比32.34%増)。「商業」と「自動車」も妥結額が100万円超に。15業種中10業種で妥結額が昨年を上回った。

【業種別】

非鉄・金属 80万1276円(前年比3.64%増)

食品 88万2779円(前年比13.31%減)

繊維 83万9125円(前年比4.04%増)

紙・パルプ 65万1760円(前年比4.56%減)

化学(硫安含む) 93万5522円(前年比9.53%増)

ゴム 82万4815円(前年比2.52%増)

セメント 77万5717円(前年比0.55%減)

鉄鋼 76万9943円(前年比17.71%増)

電気 86万4606円(前年比6.06%増)

自動車 106万1566円(前年比6.64%増)

造船 69万8132円(前年比13.66%減)

建設 161万7761円(前年比32.34%増)

商業 109万2885円(前年比33.58%増)

私鉄 88万1702円(前年比0.25%減)

電力 73万5372円(前年比3.85%増)

(経団連発表資料より)

ネット上には「中小は?」の疑問

夏のボーナスについて、ネット上には驚きや喜びの声のほか「この流れがどんどん広がっていけばいいね」といったコメントが寄せられている。

一方で、こんな声も。

さまざまな反響が寄せられている。

大阪の中小企業は平均26万2570円

中小企業では、ボーナスがどれくらい支給されているのか。

大阪市の大阪シティ信用金庫が6月上旬に取引先1093社を対象に行った「中小企業の夏季ボーナス支給状況」の調査では、59.6%が「ボーナスを支給する」と回答。

31.4%が「ボーナスではないが、少額の手当てを出す」と答え、9%が「まったく支給しない」と答えた。

ボーナスを支給すると答えた企業の1人あたり平均支給額は前年比0.7%増の26万2570円。支給額の増加は7年連続となり、リーマンショック前の水準にほぼ回復したという。

13.1%が「ボーナスが増えた」と回答

明治安田生命が8月1日に発表した「夏に関するアンケート」では、全国20~59歳の男女1120人にインターネット調査したところ、13.1%(前年比2.2%増)の人が「夏のボーナスが増えた」と答えたという。

同社のチームエコノミストは、ボーナスは1年前の企業業績との連動性が高い傾向にあり、2017年は好調な世界経済のもと、輸出企業を中心に多くの企業で過去最高益を更新したことがボーナスの増加につながったと分析する。

ボーナスが増えた人が増加した影響か、夏休みに使うお金は昨年から2434円増の「平均8万3814円」となり、3年ぶりに増加しているという。

Posted: |Updated:

Text by 長澤まき

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