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運転免許証の有効期限を「西暦」表記へ、一部で着帽写真も可に。ネット上は「生年月日も西暦に」の声

運転免許証のイメージ/Fotolia

運転免許証のイメージ/Fotolia

運転免許証の有効期限の表記が「西暦」に変わるという。

来春ごろから有効期限を西暦に

警察庁は8月2日、運転免許証の有効期限の表記を元号から「西暦」に変更する方針を発表した。

朝日新聞によると、道路交通法施行規則改正案をまとめてパブリックコメントを募った上で改正する方針で、2019年3月頃から発行される運転免許証で西暦表記が始まるという。

生年月日や交付日、免許種別ごとの取得日等はこれまで通り元号で表記するそうだ。

背景には外国人の免許保有者の増加

有効期限を西暦表記にするのは、外国人の運転免許保有者数が年々増えているからだそう。

朝日新聞によると、外国人の運転免許保有者数は昨年末時点で約86万8000人と、全保有者の1%を超えているという。

免許写真で帽子もOKに

産経ニュースによると、運転免許証の顔写真についても、医療面や宗教上の理由があれば帽子などを着用しての撮影を可能にするという。現行制度では現場の判断で対応しているが、全国的に対応を統一するという。

現在、免許用の写真は基本的に無帽と規定されている規則を、パブリックコメントを実施したうえで改正へ。9月中の交付・施行を目指すという。

イスラム教徒の女性が髪を覆う「ヒジャブ」も、顔の輪郭が出ていれば認められるそうだ。

元号→西暦が広がる

近年、年の表記を元号から西暦に変更する動きが、徐々に広がりを見せている。

JR東日本は昨年12月から、切符や回数券、定期券などの西暦への切り替えをスタート。JR西日本も今年2月から開始し、JR東海なども変更に向けて動いているという。

大阪府の松井一郎知事は今年1月の会見で元号について「日本の歴史文化を守っていく中では、非常に大事だと思う」としたうえで、「仕事上の年月は西暦でやったほうがわかりやすいのかなと思っている」「西暦でいこうかなとは思います」という考えを述べた。

大阪市の吉村洋文市長も、予算案など慣例通りのものには元号を使うが、長期的なスケジュール管理が必要なプロジェクトはできるだけ西暦で統一していきたいとして、役所にもそのように支持を出すと話した。

総務省の情報通信白書でも、公的文書の引用等の場合は和暦を使っているが、年度の表記は原則として「西暦」を使用。マイナンバーカードの有効期限も西暦で記載されている。

ネット上には「生年月日も」という声

警察庁の発表を受けて、ネット上には多くのコメントが寄せられている。戸惑う声もあるが。

賛成する声も多い。

海外でお酒を購入するときなどの身分証明書として使いやすくするために「生年月日も西暦で記載してほしい」という意見が複数あった。

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Text by 長澤まき

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