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“チョコペン”が非常食に良いと話題!警視庁ツイートにメーカーも「初耳」と驚き

提供:プティパ

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「非常食としてのチョコレートペン」について、1日に最大7万2000本の「デコれーとペン」(チョコペン)を製造する宮崎県の株式会社プティパの吉田史大代表に取材した。

非常食として「チョコペン」に注目

非常食として「チョコレートペン」に注目が集まっている。

警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)の公式アカウントが先日、チョコレートペンを非常食のアイテムに加えてはどうかと提案するツイートを投稿した。

通常のチョコレートは夏はどうしても溶けてしまうが、チョコレートペンなら大丈夫。

そのままでも食べられるし、カットパン等にデコレーションすればちょっとしたスイーツになり、小さくて収納にも便利だという。

ネットユーザーから「いいアイデア」「チョコレートペンという発想はなかった」「絵とかかけば、気持ち的に安心しますね~」「こういう遊び心も大切」「子どものストレス解消にも有効だと思う」「参考になりました」といったコメントが寄せられている。

1日最大7万2000本製造のメーカー

非常食・防災用備蓄としてのチョコレートペン活用について、全自動タイプの「デコれーとペン」(チョコペン)充填機を保有する宮崎県宮崎市の株式会社プティパに話を聞いた。

同社は8年前(2010年6月)に創業。当時はお菓子の手作り志向が高まってきており、さまざまなスイーツをトッピングして飾るいわゆる「デコ」の需要が伸びていたという。

その「デコ」向けの商材として「チョコペン」の開発を進め、トッピングのお菓子同士をくっつける接着剤やメッセージを書くといったニーズに応えるために、開発から販売までを手掛けているそうだ。

現在は、カラーやフレーバーなどを含めて約30種類を商品化しており、1日に最大で7万2000本のチョコペンを製造している。

提供:プティパ

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速乾とソフトの2タイプ

防災用の備蓄としてチョコペンが注目されたことに、同社の吉田代表は驚きを隠さない。

これについては初耳でした。ニーズとしては確かにあると考えます。

前提として、チョコペンには大きく分けて2種類が存在するという。

【速乾タイプ】

一般的に店頭などで広く出回っているものは、速乾タイプだという。

使用時には湯煎が必要。50℃程度のお湯に数分浸し、中のチョコレートを柔らかく(溶かす)しないとペン先から出てこない。

もちろん、刃物などで容器を切り開くなどして、中身を食べるということも不可能ではないそう。湯煎後、デコやメッセージなどをしたものは冷蔵庫などで冷やすと再び固まる。

固まるのでラッピング材にはくっつかない。トッピング類をクッキーやチョコにデコレーションするときの接着剤としても使えるという。

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【ソフトタイプ】

こちらが湯煎の必要がないものだ。

充填されているチョコが固まらないように成分を調整しているので、常温下であれば固まることもなく、そのまま利用できる。

ただし、いつまでも固まらないので、デコやメッセージを書いた後のラッピングなどには適さないという。

キッズメニュー(パンケーキ)やプレート描きなどに適している。

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防災用品としては「ソフトタイプ」がお勧め

どちらのタイプが防災備蓄として適しているのか。

防災用品としてのご利用の場合には、湯煎の必要のない「ソフトタイプ」商品の方が適してるのではないかと思われます。

なお、これまでの実績としてチョコペンが防災用品に明確に採用されたと認識しているものはないそうだ。

賞味期限→未開封で1年間

チョコペンの賞味期限はどのくらいなのか。

未開封で1年間になります。開封後は速やかに消費をお願いしています。

防災備蓄としてチョコペンを備えるときのアドバイスを聞いた。

常温下であれば、直射日光、高温多湿を避けて保管してください。

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カテゴリーを飛び出した活用を

チョコペンはスイーツの楽しみ方のツールとして定着してきており、最近では外食産業やノベルティとしての活用も増えてきているという。

今後もスイーツというカテゴリーを飛び出した活用方法を見出していければと考えているとして、チョコペンに込める思いをこう話す。

お客様の自由な発想に乗っかっていけるアイテムだと言えます。

チョコペンの製造メーカーとしては、多くのお客様にチョコペンを体験していただき、楽しさを体感していただけたらと考えています。

まだまだ市場での活躍の場はあると思いますので、メーカーとして少しでも皆様にお手に触れていただけるシーンを作っていきたいと思っています。

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Text by 長澤まき

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