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【取材】廃番商品の余ったパッケージを「緩衝材」に再利用、神戸の老舗のエコな取り組み

みの屋の手紙と緩衝材

みの屋の手紙と緩衝材

神戸市中央区の豆専門店「みの屋」のユニークな取り組みを取材した。

終売品のパッケージを緩衝材に再利用

1948(昭和23)年創業で、半世紀以上の歴史があるお豆専門店「みの屋」。

素材や原材料、製法にこだわった豆類をはじめ、ドライフルーツやおつまみ、製菓材料等も取り扱う同店は、あるユニークな取り組みを行っている。

商品を発送する際の緩衝材として、かつて販売していた商品のパッケージを再利用しているのだ。

みの屋の手紙と緩衝材

みの屋の手紙と緩衝材

約2年前に発案し「一石二鳥」

販売を終えた商品のパッケージに空気を入れて緩衝材に。生まれ変わったパッケージには「これは商品ではありません」と印字している。

みの屋の手紙と緩衝材

みの屋の手紙と緩衝材

担当者によると、この取り組みは2年ほど前に思いついたという。

もう使わなない袋を捨てるのがもったいないので何かに使うことができないか、と考えたときに、「空気を入れて緩衝材として使用すればいいのでは」ということになりました。

そうすることで、緩衝材代も節約できるし、袋も無駄にしないので一石二鳥となりました。

かつて量販店に納入していて販売終了等で残ってしまった商品のフィルムが倉庫にたくさんあり、それを緩衝材として再利用しているそうだ。

みの屋の緩衝材

みの屋の緩衝材

空気しか入っていないと戸惑いも

この取り組みについて、お客さんからは「袋を無駄にせず緩衝材としているなんて素晴らしい」という声がほとんどだそうだが、中には戸惑わせてしまうこともあるという。

おまけでお菓子が入っていると思ったのに、空気しか入っていないというお怒りのお声をいただいたりすることもあります。

みの屋の手紙と緩衝材

みの屋の手紙と緩衝材

「おもしろい」をプラスして

同店が運営やサービスにおいて大切にしているのは「お客様を大切に」という精神だと話す。

神戸で創業し半世紀以上にわたって商売を続けることができたのもお客様のおかげと感謝しています。

時代とともに商いの仕方も変わってきましたが、創業以来の精神である「お客様を大切に」を守りつづけたいと思います。

「おいしくて健康にいいものを」に「おもしろい」をプラスしてご提供できるよう努力いたします。

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Text by 長澤まき

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