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羽田空港の一部保安検査の締切が15分前→20分前に…ネット上に「地味に辛い」という声

イメージ画像 fotolia

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ANA(全日空)など羽田空港第2ターミナルを利用している航空会社の「保安検査場の通過締切時間」が15分前から「20分前」に早まる。

12月1日から「出発20分前」締切へ

ANAは8月21日、今年12月1日搭乗分から、羽田空港(国内線)の保安検査場締切時刻を変更すると発表した。

現在は出発時刻の15分前としている保安検査場の通過締切時刻を「20分前」へと5分早める。

同じ羽田空港第2ターミナルを利用している「ソラシドエア」と「AIRDO(エア・ドゥ)」「スターフライヤー」も、12月1日から保安検査場の締め切り時刻を「20分前」までに変更する。

出典:「ANA」プレスリリース

出典:「ANA」プレスリリース

利用客・発着便の増加など環境が変化

ANAは2006年に事前に予約・購入・座席指定を済ませた利用者が直接保安検査場に進める「スキップサービス」を導入して以降、保安検査場の通過締切時刻を全国一律で「出発の15分前」としていた。

しかし、同空港の利用客や発着便数の増加、ターミナル拡張、保安検査体制の徹底などにより、保安検査場の通過にこれまで以上に時間を要するなど、環境が変化しているという。

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定時出発率の向上のため

さらに、同空港では現在も第2ターミナルを北側へ再拡張する工事が進められており、搭乗口までの所要時間はさらに拡大する見込みだそう。

また、首都圏空港の機能強化が図られる2020年やその先に向けて、さらに利用者が増える見通しとなっている。

定刻出発率の維持・向上のため、同空港(国内線)に限って、保安検査場の通過締切時刻を変更することにしたそうだ。

定時運航順守率は3年連続世界1位

イギリスのOGA社が実施する「定刻運航順守率ランキング調査」によると、羽田空港(東京国際空港)の国内線・国際線の定時順守率は86.75%。

「定時運行順守ランキング(OAG Punctuality League 2018)」のメガ空港部門で、同空港は3年連続で世界一を獲得している。

出典:「日本空港ビルデング」ニュースリリース

出典:「日本空港ビルデング」ニュースリリース

ネット上には「地味にキツイ」という声も

締切時刻変更の発表を受けて、ネット上には「広くなってきてるから仕方ないか」「そうしていただきたい」「コンパクトな地方空港と同じという訳にはいかないようね」と納得する声が寄せられている。

一方で「地味にきつい」「忙しくなるなぁ」「朝早い便は20分前になると、ちょっと心配になる」「仕事でギリギリマンにとってはきつい…」「出張族には影響ありそう」「気を付けないと…」など、主に仕事でよく同空港を利用するという人から戸惑う声が寄せられていた。

羽田空港の国内線第1・第2ターミナルを運営・管理する日本空港ビルデングによると、第2ターミナルのフライト利用者のうち、仕事目的という人は48.9%。

出発便利用者の37.5%がフライトの1時間以上~1時間半未満に、20.6%が2時間以上前に空港に到着しているという。

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Text by 長澤まき

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