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ついに福井県に「自動改札機」が導入!残る未設置県は徳島県のみに

イメージ写真/fotolia

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ついに福井県内の駅に自動改札機が導入された。

福井県内の駅に自動改札機が導入

JR西日本管内の2府16県で唯一、自動改札機が導入されていなかった福井県で今月、ついに自動改札機の使用が始まった。

JR敦賀駅とJR福井駅で、紙の切符と磁器定期券に限って「基本型自動改札機」の使用を8日(土)にスタート。15日(土)からはICカード乗車券やJR西日本のICカード乗車券「ICOCA」の定期券も利用できるようになる。

敦賀駅と福井駅を除く同県内のJR北陸本線17駅(新疋田駅~牛ノ谷駅)でも、15日(土)の始発列車からIC専用型自動改札機が使えるようになる。

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ICOCAエリアが石川~近畿まで繋がる

これにより、北陸地方と近畿地方が「ICOCA」でつながることになる。

現在、ICOCAは福井県内では使えないため、「近畿圏エリア」や「石川・富山エリア」など、それぞれのエリア内で完結する乗車に限ってしか使えなかった。

福井県内の北陸本線でICOCAサービスが始まれば、JR西日本の各エリアがつながり、営業キロ200キロ以内なら、石川県(金沢以西)、福井県のICOCAエリアから近畿圏のICOCAエリアまで1枚のICOCAで利用できるようになる。

ネット上に「都会の仲間入り」という声

自動改札機の導入を受けて、ネット上には喜ぶ声が寄せられている。

一方で、こんな声も。

「使い方が分からない」「駅員さんとの触れ合いが無くなって寂しい」と戸惑う声もあった。

各地に自動改札機、ICカードが広がる

自動改札機は、1967(昭和42)年に大阪府吹田市の阪急北千里駅に初めて設置。平成に入ってから、急速に全国へ普及した。

JR東日本は1990年4月に首都圏に新型の「在来線自動改札システム」を導入した。

2001年には首都圏の在来線でICカード(Suica)サービスをスタートし、2002年には仙台エリアに、2004年には地方拠点駅と新潟エリアの在来線に「自動改札」を導入。2017年3月31日時点で、JR東日本の在来線524駅に自動改札機が導入されている。

JR西日本は2003年にICカード乗車券「ICOCA」のサービスをスタート。累計発行部数は1700万枚を超え、2017年4月には石川・富山エリアに同サービスを導入した。

一度も設置がないのは徳島県のみに

福井新聞によると、同県は9月29日からの「第73回国民体育大会(国体)」と10月13日からの「第18回全国障害者スポーツ大会」が同県で開催されるのを受けて、JR西日本に自動改札機の導入を求めていたという。

NHKによると、JRの駅に自動改札機が導入されていない都道府県は、JRの路線がない沖縄県を除くと、愛媛県と徳島県の2県のみになるそう。

IRORIOの調べでは、沖縄県内では沖縄都市モノレールに自動改札機がある。愛媛県では、かつて伊予鉄・松山市駅に自動改札機が設置されていたが、交通系ICカードの普及に伴い2014年に撤去されたという。

すなわち、今回の福井県内への設置により、これまで一度も自動改札機が設置されたことがない空白県は、徳島県のみとなった。

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Text by 長澤まき

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