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都営地下鉄で「案内・警備ロボ」の実証実験スタートへ!労働人口減少に対応へ、鉄道各社もロボ導入を推進

イメージ画像 fotolia

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東京都が都営地下鉄の施設内で「案内・警備ロボット」の実証実験を行う。

11月下旬から「都営地下鉄の駅」で実施へ

東京都は9月25日、都営地下鉄の施設内で「案内・警備ロボット」の実証実験を行うと発表した。

2020年の東京オリンピックで世界に技術力をアピールしようと、都のフィールドを活用するという。

実証実験の対象となるロボットを公募・選定し、11月下旬からの約3カ月間、都営大江戸線の新宿西口駅や大門(だいもん)駅、都営新宿線の馬喰横山(ばくろよこやま)駅などで行う。

ロボットが道案内や不審物の通知など

案内ロボは、例えば「出口が分からない利用客に対して、目的地までの最寄り出口までの行き方の案内」や「車いすやベビーカー利用者への目的出口までの最適なバリアフリー経路の案内」、トイレや売店、ATM、コインロッカーなど「駅構内設備の場所案内」などを行う。

警備・警戒・見守りを行うロボは、「巡回して落とし物や不審物などを検知し、通知」や「特定の条件に合致した利用客の見守り」「旅客に対する啓もう放送」などが利用シーンとして想定している。

イメージ画像 fotolia

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都の資料によると、実験の背景には「労働人口の減少」があるという。

少子高齢化および人口減少社会が到来しており、東京都においても2025年に人口が減少すると予測されているそう。

「働き手不足」や「サービス品質の低下」など、労働人口減少に伴って発生する課題にスピード感を持って対応する必要があるとしている。

東京メトロやJRもロボ導入に向け取り組み

ロボット活用に向けた取り組みは、複数の公共交通機関で進められている。

東京メトロは今年7月から8月にかけて、NTTコミュニケーションズと共同で、東京メトロ新橋駅の定期券売り場内において「コミュニケーションロボによる駅構内案内や乗換え案内に関する実証実験」を行った。

出典:「東京メトロ」Press Release

出典:「東京メトロ」Press Release

JR東日本グループは2017年7月、サービスロボットの開発・導入を加速するための「JREロボティクスステーション」を設立。

駅構内や列車内、駅ビルやホテルなどにおける、鉄道に不慣れな利用者の案内や外国語対応、体の不自由な方のサポートや手荷物の運搬、清掃や警備支援、駅構内配送等の物流業務支援などを行うサービスロボットの開発・導入の推進に取り組んでいる。

出典:「東日本旅客鉄道」Press Release

出典:「東日本旅客鉄道」Press Release

遠くない将来に、日本の駅や街中でもロボットが活躍する世界が到来しそうだ。

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Text by 長澤まき

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