シェア

セーラー万年筆の「茶封筒用の修正液」が話題!1994年発売、きっかけは総務の社員の声

提供:セーラー万年筆

提供:セーラー万年筆

「茶封筒用の修正ペン」について、東京都墨田区のセーラー万年筆株式会社企画部に取材した。

「茶封筒用修正液」に4万超いいね

セーラー万年筆が販売する、インクの色を茶封筒の色に合わせた「茶封筒用の修正ペン『修正字消しペンスーパー(茶封筒用)』」が話題となっている。

先日、東急ハンズ池袋店の公式Twitter(@Hands_Ikebukuro)が「おわかりいただけるだろうか、このスゴさを…」と紹介したところ、一躍話題に。

提供:セーラー万年筆

提供:セーラー万年筆

「これは欲しいな!」「別の茶封筒を切って貼り付けて送ったことがある」「手早く修正できますね」「すっごい求めてた」「欲しい」など反響が寄せられ、4万件超のいいね!を得ている。

総務社員の声をキッカケに開発

セーラー万年筆によると、同社は1992年に修正字消しペンを発売。その2年後の1994年に「茶封筒用」を発売したという。

その頃、多くの企業で使用されていた茶封筒ですが、白色の字消しインクは目立って修正ができません。

そこで、「茶封筒に似た色の字消しインクがあればいいのではないか」という意見が社内から出て、開発されました。当時、弊社の総務にいた女性の声が開発のきっかけでした。

茶封筒を集めて違和感がないよう「色」を調整

開発にあたっては、インクの「色」にこだわったそう。

一口に茶封筒といっても、その色はまちまちです。

そこで、当時手に入った茶封筒を集め、どの色にもあまり違和感がないようにと、インク色を工夫し調整しました。

商品は発売当時、インク色の珍しさもあり大きな反響があったという。

特に、茶封筒を多く使用する企業の方からは、書き損じの茶封筒を無駄にすることがないのでコストダウンにつながるということで喜ばれました。

提供:セーラー万年筆

提供:セーラー万年筆

用途に合わせた「修正ペン・テープ」を展開

同社は、他にも用途やサイズに合わせた「修正ペン・テープ」を開発・販売している。

「修正字消しペン スーパー(はがき用)」は、茶封筒用開発時に、同じように使用用途の多い「はがき」色も作れないかと同時進行で開発した製品だそう。

修正テープはノートの罫線に合わせて、4.2ミリ、5ミリ、6ミリのテープ幅を展開している。

細かいニーズに対応することで、より快適な筆記環境を提供したいと考えています。

提供:セーラー万年筆

提供:セーラー万年筆

手書き文化を大切に守っていきたい

セーラー万年筆は1911年に国産万年筆メーカーとして創業以来、常により良い文具製品を目指して開発・製造を続けてきたという。

日本では未開発分野だったという万年筆の製造にいち早く着手し、日本で初めて「純国産の14金ペン先」を生産。以降、国産初のボールペンや量産型の万年筆、業界初の「ふでペン」などを発売し、市場の最先端を常に切り開いてきた。

この開拓者精神と「チャレンジスピリット」は今も変わらないという。

高品質な文具を供給し続けることで、手で書くことの楽しさを知っていただき、手書きの文化を大切に守っていきたいと思っています。

関連タグ:

Posted: |Updated:

Text by 長澤まき

Ranking

All Categorys Ranking総合ランキング