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東京五輪のボランティア、8万人募集に8万5000人が登録へ。応募条件、期間をあらためて確認してみた

イメージ画像 fotolia

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2020年に開かれる東京オリンピック・パラリンピックの「大会ボランティア」に、目標を超える約8万5000人が登録したという。

ボランティアが目標登録数超え

東京オリンピック・パラリンピックに向けて、同大会組織委員会はボランティア(東京2020大会ボランティア)の募集を行っている。募集人数は8万人だ。

共同通信によると、組織委の武藤敏郎事務総長は10月17日、大会ボランティアに17日午前11時時点で目標の過半数となる約4万7000人が応募を完了したことを明らかにしたという。

必要な作業を終えていないが、登録手続きをした人も含めると約8万5000人になるという。

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ちなみに、1998年の長野冬季五輪・パラリンピックの際は、地元の信濃毎日新聞の当時の記事によると、運転ボランティアなどが開催直前まで不足。県内の自動車教習所や市町村役場、建設業協会などの協力を得て人員を補ったという。

運営サポートやアテンドなど

大会ボランティアは、競技会場や選手村、その他大会関連施設等で「観客サービス」や「運営競技のサポート」「メディアのサポート」など、大会運営に直接携わる活動を行う。

東京2020大会ボランティアのホームページによると、活動分野・内容は次の通り。

・【案内】(人数の目安 1万6000~2万5000人)

会場で観客・大会関係者の案内、チケットチェックやセキュリティチェックのサポート

・【競技】(人数の目安 1万5000人~1万7000人)

競技・練習会場内で競技運営等のサポート

・【移動サポート】(人数の目安 1万~1万4000人)

大会関係者が会場間を移動する際に車を運転

・【アテンド】(人数の目安 8000~1万2000人)

海外要人等が快適に生活できるよう、空港や会場など様々な場所で接遇。また、選手への外国語でのコミュニケーションサポートや、競技後のインタビューの際に外国語でのコミュニケーションサポート等も行う

・【運営サポート】(人数の目安 8000~1万人)

競技会場や選手村、車両運行などの様々な運営をサポート

・【ヘルスケア】(人数の目安 4000~6000人)

医務室への搬送サポートや、応急セットを所持して2人1組での会場内巡回。ドーピング検査のサポートなど

・【テクノロジー】(人数の目安 2000~4000人)

通信機器の貸し出し・回収等のサポート、競技結果の入力や表示

・【メディア】(人数の目安 2000~4000人)

取材の管理サポート、記者会見の準備・運営サポート、記録用写真・動画の編集サポートなど

・【式典】(人数の目安 1000~2000人)

表彰式で選手や大会関係者の案内、メダル・記念品の運搬等を含めた表彰式運営のサポート

応募時に希望する活動分野を最大3つまで選択できる。分野を指定せずに応募することも可能だ。

活動期間は期間中および前後において10日以上が基本。活動時間は休憩・待機時間を含み、1日8時間程度となっている。

ネット上には「一生に一度」という声

順調な応募状況を受けて、ネット上には多くのコメントが寄せられている。

以前から問題視されているボランティア制度自体への批判が目立つ中で、順調にボランティアが集まっていることに安堵する声や、応募しようか迷っているという声もあった。

応募期間は12月上旬まで

東京2020大会ボランティアの応募は12月上旬まで。

応募条件は「2002年4月1日以前に生まれた人」で、「活動期間中において日本国籍または日本に滞在する在留資格を有する人」。

先着順ではなく、募集人数以上の応募があった場合は、希望が合致した人から順次「オリエンテーション」の案内をするという。早い人は2019年1月から案内を始め、遅い人は7月頃からになる予定だそう。

その後は共通研修や役割別・リーダーシップ研修、会場別研修などが予定されている。組織委は、大会までの期間、同じオリエンテーションや研修などの経験を通じてボランティアが1つのチームになっていくとしている。

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Text by 長澤まき

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