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108円→0円へ!三菱UFJと三井住友が「ATMを相互無料化」と報道、平日日中の引出手数料を無料化へ

イメージ画像 fotolia

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メガバンク2行が2019年度にも「ATMを相互無料化」するという。

平日の引き出し手数料が無料へ

三菱UFJ銀行と三井住友銀行が2019年前半にも「ATMを相互開放」すると、複数のメディアが報じている。

日本経済新聞などによると、駅前や商業施設など銀行の店舗外にある無人拠点のATM2300カ所程度について、両行のATMで平日日中に現金を引き出す際の手数料(現在108円)が無料に。

将来的には、全てのATMを相互開放することも検討するそうだ。

ATMの相互利用については、三菱UFJ銀行はイオン銀行やJAバンクなどを対象に、三井住友銀行は関西アーバン銀行などを対象に平日日中の引出し手数料を無料としているが、メガバンク同士がATMを相互無料化するのはこれが初めてという。

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負担を減らして預金者の利便性を維持へ

背景には、ATM業務を合理化することでコスト削減につなげる狙いがあるとみられる。

近年、スマホ送金や仮装通貨など、金融と情報技術が結びついた様々な革新的な動き(フィンテック)の広がりを受けて、金融機関を取り巻く環境が変化している。

経済産業省が今年5月に公表したフィンテックビジョンによると、超低金利や店舗・IT費用の収益圧迫などで、銀行は2025年までに収益の10~40%を喪失するリスクが予測されているという。

日経新聞はメガバンク2行のATM相互利用について、ネットバンク普及によるATMの利用減少で銀行の負担が重くなっており、預金者の利便性を維持・向上させるために不可欠だと判断したと報じている。

相互開放に伴って両行は計500~600程度のATM拠点を廃止する方針で、年間で数十億円程度の経費削減を見込んでいるそうだ。

ネット上には「コンビニのATMで十分」という声も

メガバンク2行のATM相互無料化について、ネット上には「ありがたい」「これは助かる!!」「いいね。無駄なコストは無くして、相互で協力すべし」と喜ぶ声が寄せられている。

一方で、「便利になる?と思ったが、拠点は減るからそうでもないのか」「混む時間帯はめちゃくちゃ混みそう」「もうATMなんてコンビニでOK」「コンビニに任せて、手続きや相談などの銀行業務に絞ればいいのに」といった声も見られた。

休日規定の見直しや共同店舗など変化

フィンテックの進展を受けて、銀行は他にも様々な変化に迫られている。

金融庁も今年5月、環境変化に対応した規制の見直し方針として、銀行の平日休みを可能とする「休日規定の見直し」や、複数の銀行による「共同店舗の運営基準等の明確化」、「預金以外の金融商品を扱う特定窓口の設置義務の廃止」などを公表した。

関係法令等についてパブリック・コメント手続きを行った上で、所要の改正を行うとしている。

出典:「金融庁」ホームページ

出典:「金融庁」ホームページ

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Text by 長澤まき

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