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使わないブランド品を無料査定で換金→“貧しい子供の就学支援”に!「寄付経験がない人も気軽に」

提供:民際センター

提供:民際センター

着なくなった洋服などブランド品を送るだけでアジアの子どもの就学を支援できるシステムについて、公益財団法人民際センター事務局長の南谷勝典さんに話を聞いた。

洋服やバッグ等を送る→換金し寄付へ

アジアの子どもの中学就学を支援する「公益財団法人民際センター」(東京都中央区)は先日、寄付された物品を換金し、一定額に達する度にアジアの子どもを支援できる新システム「ダルニー奨学金×Brand Pledge」の提供を始めた。

家に眠っている洋服やブランド品などのファッションアイテムをダンボールに詰めて送ると、協力するブランディアがアイテムを無料で査定し、支援者は買い取り金額から任意の額を寄付することができる。

出典:「公益財団法人 民際センター」プレスリリース

出典:「公益財団法人 民際センター」プレスリリース

アイテムを送るダンボールの代金と送料はともに無料で、査定額が気に入らなかった場合は送料無料で返送してもらうことも可能。

複数人からの寄付を合算して1万4400円集まるごとに1人の子どもを支援。寄付はカンボジア・タイに住む経済的に貧しい子どもたちの中学就学支援へ届けられる。

出典:「公益財団法人民際センター」プレスリリース

出典:「公益財団法人民際センター」プレスリリース

フリマアプリの流行から発案

同センターでは、経済的貧困で中学生教育を受けられないアジアの子ども達の中学校入学から卒業までを支援する1対1の国際教育里親システム「ダルニー奨学金」を30年以上行ってきた。

1987年にタイのある村を訪れた時に、「ここはタイで最も貧しい地域で、小学校卒業後すぐに働きに出る子どもが多いんだ。今、私の膝の上に座っているこの子も同じ境遇なんだよ」と聞かされたことがきっかけ。帰国後に村人の膝の上に座っていた少女の名前を教えてもらい支援を募ったのが始まりだという。

これまでに40万以上の子どもたちの中学就学を実現してきたそうだ。

新たな寄付方法「ダルニー奨学金×Brand Pledge」は、30周年を機に強化しているIT化の一環として取り組むプロジェクトだという。

どのように発案したのだろうか?

さまざまなフリマアプリ等が流行していて、世の中には使わなくなった物がたくさん余っていると思います。

その使わなくなった物を自分のために売るのではなく、支援が必要な誰かのためにという選択肢もあってもいいのではないか、というところからこの企画をスタートさせました。

「金銭ではなく物品による寄付」「1人ではなく複数人での支援」により、支援が広がり、より多くのアジアの子が中学就学できるよう目指すとしている。

洋服やアクセサリーなど7000ブランド以上

どのようなアイテムを送ればよいのか?

取り扱い商品はブランド品です。具体的には洋服、バック、アクセサリー、靴等が該当します。

7000件以上のブランド品を幅広く取り扱っていますが、ノーブランド商品及び化粧品、穴をあけたベルト、香水等のブランド品は取り扱いしておりません。

寄付できるアイテムの詳細はBRAND PLEDGEのホームページで確認することができる。

出典:「公益財団法人民際センター」プレスリリース

出典:「公益財団法人民際センター」プレスリリース

1つの方法として気軽に利用してもらえれば

ダンボール代と送料・返送料、査定が無料の理由を聞いた。

査定会社らの協力を得ることで、無償での提供を実現することができました。

出典:「公益財団法人 民際センター」プレスリリース

出典:「公益財団法人 民際センター」プレスリリース

物品による新しい寄付システムに込める思いをこう話す。

今まで寄付をしたことがない人、でも、困っている人のために何かしたいと思っている人が、1つの方法として気軽にこのシステムをご利用いただけたらと思います。

これを機により多くの人に、世界には、まだ経済的に恵まれない状況下で教育を受ける機会を得られない子どもたちが多くいる現実をお知りいただいて、支援のすそ野を広げたいと思っています。

そして、いつの日か世界から貧困がなくなり皆が平和に暮らす世の中をつくる活動を続けていきます。

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Text by 長澤まき

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