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大阪府の銭湯、昨秋の台風21号で約7割が被災。物心両面の支援へクラウドファンディングが開始

出典:東京銭湯プレスリリース

出典:東京銭湯プレスリリース

銭湯業界の活性化に取り組む株式会社東京銭湯(東京都渋谷区)と大阪府公衆浴場組合(大阪市天王寺区)は1月28日から、2018年9月に台風21号の被害を受けた大阪府の銭湯を支援するクラウドファンディングを始めた。

1000万円を目標に支援金を集め、営業再開を望みながらも資金的に難しい銭湯への支援に活用する予定。4月17日正午まで受け付ける。

台風21号で約7割の銭湯が被害

大阪府内には約400軒の銭湯がある。2018年6月に最大震度6弱を記録した大阪北部地震では、そのうち57軒の銭湯が1週間無料で入浴できるなどの災害現場支援を行ってきた。

そんな大阪の銭湯が、危機的な状況に立たされているという。

同年9月に発生した台風21号で、府内にある銭湯のおよそ7割が煙突や屋根が壊れるなど被災。現在は10数件が休業しており、4軒が廃業に追い込まれた。

大阪府公衆浴場組合によると、全国の浴場でつくる業界団体からも義援金などの支援を受けたが、被害状況の重い浴場への支援が十分に行き渡っているとは言えない状況にあるそうだ。

出典:東京銭湯プレスリリース

出典:東京銭湯プレスリリース

支援&地域の銭湯に行くきっかけへ

東京銭湯社は、資金集めと同時に銭湯好きの人々の声を経営者に届けることで物心両面から復活を支援しようと、大阪府公衆浴場組合にクラウドファンディングを提案した。

被災事業者の支援にとどまらず、銭湯経営や運営の状況を多くの人に知ってもらい、地域の銭湯に行くきっかけになればと考えているとしている。

関東や大阪の有志の銭湯において、ポスターや売り上げの一部が支援金になる限定ステッカーを販売。オリジナルステッカーは1枚500円で販売し、うち300円を支援金にする。販売に協力する銭湯は、東京銭湯のホームページやクラウドファンディングサイトで順次紹介するとしている。

クラウドファンディングURL:https://camp-fire.jp/projects/view/114420
期間:2019年1月28日(月)12:00 〜 2019年4月17日(水)12:00
リターン:東京銭湯などのグッズや銭湯での体験型企画など

Posted: |Updated:

Text by 長澤まき

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