シェア

【加工なし】香川県警、署員がホウキで飛んで情報発信!ユーモア&高い身体能力を発揮

香川県警察/Twitter

香川県警察/Twitter

名作「魔女の宅急便」を彷彿とさせる情報発信について、香川県警に取材した。

香川県警小豆署のツイートが話題

瀬戸内海に浮かぶ小豆(しょうど)島にある香川県警小豆(しょうず)署の安全情報を呼びかけるツイートが、ネット上で話題になっている。

同署は先日から、「実写版映画『魔女の宅急便』のロケ地小豆島から安全情報を発信します」として、魔女風の写真を添えたツイートの投稿を始めた。

自転車の2人乗りは違反行為だと発信するツイートでは、ほうきに2人乗りして飛んでいる男性を、女性警官がほうきに乗って取り締まる写真と一緒に投稿されている。

香川県警察/Twitter

香川県警察/Twitter

他にも、運転中の携帯電話使用や傘さし運転は違反だと伝える投稿など、様々な安全情報を魔女風の写真と共にツイート。

ネット上で「素敵な写真」「このノリはいい!素敵!」「発想の勝利」「ユーモアセンス抜群」「分かりやすい!!」「最高です」と話題になっている。

人目をひき島ならではの画像を

ユーモアがあって温かいツイートは、どのように生まれたのか?

香川県警広聴・被害者支援課次長と小豆署交通課長に詳しい話を聞いた。

—–ツイートを発案した経緯を教えてください。

小豆署管内では4月に瀬戸内国際芸術祭の開催を控えており、多数の観光客の来島が予想されています。また、小豆島はサイクリングスポットとして近年注目を集めており、春以降は多くのサイクリストの来島が予想されます。

そこで、島外からの観光客に対して広範に交通安全啓発情報の発信を行うため、Twitterを活用して、人目を引く、わかりやすい、小豆島ならではの映える画像を使おうと小豆署交通課で検討しました。

そうして、「実写版映画『魔女の宅急便』ロケ地である小豆島のいわゆる“インスタ映え”スポットとして、多くの観光客から人気を集めているオリーブ公園でほうきを用いた写真を使おう!」「ほうきを自転車に見立てて、あらゆる違反形態を再現してみては?」というアイディアが出てきました。(小豆署交通課長)

香川県警察/Twitter

香川県警察/Twitter

機敏にジャンプ、撮影はほぼ1回で成功

写っているのは、小豆署の署員だという。

—–誰がどのように撮影したのですか?

今回の取り組みにあたり、撮影地である“道の駅 小豆島オリーブ公園”様に撮影許可を申請をしたところ、広報担当の方から「非常に面白い取り組み。一緒に撮影をさせてほしい。」との依頼があり、当日は同園のカメラマンと署員で一緒に撮影を行いました。

撮影は警察官と同園のカメラマンで行いましたが、Twitterに使用しているのは、そのカメラマンが撮影した写真です。(小豆署交通課長)

—–大変だった点など、撮影時のお話を聞かせてください。

事前にプライベートで、自分の子供を被写体として撮影に挑戦したのですが、その時はタイミングを合わせるのが非常に難しく感じました。

しかし、当日の被写体は全員若い交通課の警察官ですので、交通課長の号令一つでタイミングを合わせて機敏なジャンプを見せてくれました。

普段から体を鍛えているためか、ジャンプ力も素晴らしく、ほとんどの写真が1回の跳躍で成功したので、オリーブ公園の方も「すごい」と驚いていましたね。(小豆署交通課長)

香川県警察/Twitter

香川県警察/Twitter

ツイートに大反響、フォロワーが大幅増

—–企画・撮影・投稿にあたって、こだわった点は?

今回のツイートは、警察官のイメージとユーモアな写真とのギャップがよかったのかなと思います。

親しみを持っていただけるツイートをすることで、交通安全や防犯への意識の高まりにつながればと考えております。(広聴・被害者支援課次長)

—–ツイートへの反響は?

フォロワーだけでなく、多くのTwitterユーザーから温かい反応をいただき、驚くと共に大変嬉しく思っています。

複数のメディアで取り上げていただいた結果、Twitter利用者に留まらず、多くの方々に「交通ルールを守ります」「頑張ってください」などのお声をいただき、反響の大きさを実感しています。(広聴・被害者支援課次長)

一連の投稿により、Twitterアカウントのフォロワーが大幅に増えたそう。投稿前は685だったフォロワー数は3月8日現在1000人を超えているという。

香川県警察/Twitter

香川県警察/Twitter

全ての人が意識し、輪を広げることが重要

—–取り組みに込める思い・ビジョンを教えてください。

小豆署は、サイクリングや観光には素晴らしい所ですが、急カーブやアップダウンの激しい坂道、狭い道も多く、観光客による交通事故が発生しているのも事実です。

折角の観光も、交通事故を起こしてしまえば、悲しい記憶になってしまいますので、交通ルールを守って、安全に観光を楽しんでいただきたいと思います。

今回の取組では大変多くの方にリツイートをしていただきました。交通安全は、警察だけの力でなしうるものではなく、全ての人が交通安全を意識し、「ルールを守る」ことを実践し、その輪を広げていくことが重要です。

今後も、交通安全に関する情報発信を続けていきたいと考えておりますので交通安全意識の啓発に「リツイート」という形でご協力いただければ幸いです。(小豆署交通課長)

香川県警察/Twitter

香川県警察/Twitter

私たちの目標は、安全で安心して暮らせる社会を実現することです。

その実現のために私たち警察職員が一丸となって取り組むのはもちろんですが、みなさん一人一人の意識や協力が必要不可欠です。

面白いな、楽しいなと感じながら交通安全や防犯意識を高めていただき、1件でも不幸な事件事故を防ぐことができたらこれ以上の喜びはありません。

今後も安全・安心な社会の実現のためツイートしてまいりますので、ご協力をお願いいたします。(広聴・被害者支援課次長)

Posted: |Updated:

Text by 長澤まき

Ranking

All Categorys Ranking総合ランキング