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島根の公立高校が「職員室」を改革!スイスの家具メーカーの協力で業務効率を向上へ

出典元:島根県立津和野高等学校「©Kentaro Kakizaki」

出典元:島根県立津和野高等学校「©Kentaro Kakizaki」

島根県津和野町の県立津和野高校は4月3日、スイスの家具メーカー・ヴィトラとの協力し、レイアウトや家具を刷新した新しい職員室「センセイオフィス」の使用を始めた。

複数の機能を持つスペースを設け、教員が業務に応じて職員室内を自由に移動しながら働ける新しい職員室だ。

仕事しやすく、生徒との関りも向上へ

津和野高校は教員数26名、全校生徒182名の小規模校だ。

これまで教員は執務作業や打ち合わせ、生徒との面談、食事など様々な業務を個人デスク上のみで行っていた。

同校は教員の働く環境を改善することで、生徒と関わる時間や質を向上させようと、2018年12月より「センセイオフィス」プロジェクトをスタート。以下4項目の実現を目指した。

・仕事の質の向上(作業しやすい、集中できる、場を選べる)

・コミュニケーションの質の向上(周りとの仕事がしやすい)

・生徒との関わりの質の向上(向き合いやすい、話しやすい)

・健康面・精神面の配慮

出典元:島根県立津和野高等学校

出典元:島根県立津和野高校

業務に合わせて働く場所を選べる

「センセイオフィス」は、職員室の入口前方にシステム家具を配置。

前方を生徒が気軽に入れる生徒エリアに、奥の後方を教員の業務効率・能率アップとプライバシーを保持できる「先生エリア」に壁を作ることなくゆるやかに区切った。

執務スペースでは、個人デスクで業務に専念、協働スペースで教員同士が打ち合わせ、集中スペースで生徒との対話など、必要な業務によって働く場所を選べる。

移動しながら働くことで、長時間同じ姿勢でいることを避け、健康的に働くことも可能にしたという。

出典元:島根県立津和野高等学校プレスリリース

出典元:島根県立津和野高校プレスリリース

執務スペースにはパソコン作業に適した広い机や椅子、協働スペースには打合わせに活用できるモニターなど、IT環境の進化に適した最新家具を導入。

半個室のような集中ブース(ワークベイズ)は、壁面に圧縮されたフェルトパネルを使用。

周りの喧騒を吸収するので、生徒との落ち着いた対話や、教員同士の機密性の高い打ち合わせの場、リラックスして食事や休憩を取る場など、様々な目的に合わせて使うことができる。

出典元:島根県立津和野高等学校「Workbays ワークベイズ ©Vitra」

出典元:島根県立津和野高等学校「Workbays ワークベイズ ©Vitra」

生徒エリアは、先生エリアとの区切りに使われているシステム家具に生徒が回収しにくる書類や連絡用の資料を設置することで、生徒が自然と職員室内に入りやすくした。

同エリアに来た生徒と教員に偶発的に会話が生まれ、その場ですぐに相談できるよう、カウンターやベンチを設置したという。

出典元:島根県立津和野高等学校プレスリリース「Level 34 レベルサーティーフォー ©Vitra」

出典元:島根県立津和野高等学校プレスリリース「Level 34 レベルサーティーフォー ©Vitra」

ヴィトラは、2008 年12 月に日本市場に本格的に進出。

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Text by 長澤まき

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