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【原点】ライ麦を自家栽培し「ストロー」に。長野県阿智村に山村留学中の作家ユニットの思い

提供:YULAN

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自ら育てたライ麦で作る「麦わらのストロー」について、YULANに取材した。

ヒンメリ作家が「麦わらストロー」を制作

長野県阿智村浪合(なみあい)に住む、共に愛知県から親子で山村留学している母2人によるヒンメリ(わらで作るフィンランドの伝統的な装飾品)作家ユニット「YULAN」(@yulanhimmeli)は、浪合で育てたライ麦で「麦わらのストロー」を制作している。

制作を始めて間もないが反響は大きく、すでに同村にあるカフェと愛知県豊田市のカフェで使われているそうだ。

提供:YULAN

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材料は畑で種から育てている

なぜ、麦わらのストローを作っているのか?

Yulan Himmeli代表の成田美穂さんに話を聞いた。

—–どのような経緯で制作したのですか?

2018年からヒンメリの材料用に、畑で種からライ麦を栽培しています。

人の背丈を超える1本のライ麦から、ヒンメリに適した細い部分は全長の約半分。残りの太くしっかりとした部分を、飲み物用のストローとして活かしています。

周りの60代くらいの方々から「昔はストローはわらだったんだよ」と聞き、自分たち用に使ってみたのが始まりでした。

今となっては廃プラスチックが問題化していて、環境への解決策の1案として、価値観の合う方に使用していただき、とても嬉しいです

提供:YULAN/畑の風景

提供:YULAN/畑の風景

飲みやすい太さにこだわって制作

—–どのように作っているのですか?

ヒンメリ材料と並行して作っています。

ライ麦を畑から収穫し、手で一本一本丁寧にカットしています。カット後は煮沸消毒して、乾燥させて完成です。

—–こだわっている点は?

太さです。細すぎると吸う時に苦しくなりますので!

—–個人で購入することはできますか?

今年分は生産を開始したばかりです。ネットショップも準備中ですが、ご連絡いただければ、販売はウェルカムです!

提供:YULAN/作業風景

提供:YULAN/作業風景

原点に戻り、自然に優しい暮らしを

—–YULAN様の活動について教えてください。

地域の方の畑をお借りし、ライ麦を種から育て収穫し、ヒンメリやその材料、ワラのストローを23脚で制作。

南信州や愛知県で作品発表やレッスンを行っています。

提供:YULAN

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—–地元のわらを使った作品づくりに込める思いを教えてください。

子育て中の母として、タネから育てたライ麦を愛でながら、その姿を子どもの姿に重ね、個々が輝ける制作をしています。

ヒンメリ作品については、伝統的なデザインの形状を超えて、ハート形や数字など、曲線の美しさにこだわったオリジナルのデザインを手がけているという。

提供:YULAN

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提供:YULAN

提供:YULAN

今後も私たちにしか作ることのできないヒンメリのデザインを考えて、制作を続けたいと思っています。

麦わらのストローについては、プラスチックにはない、口当たり柔らかで温かみのあるストローで、原点に戻り、自然に優しい暮らしを楽しんでいただきたいと思っています。

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Text by 長澤まき

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