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エスカレーターを歩かないで。鉄道事業者52社などが共同で「乗り方改革」を実施へ

イメージ画像/Adobe Stock

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エスカレーターを安全に利用してもらうため、全国の鉄道業者52社局などは7月22日(月)から共同で、エスカレーターの安全利用を呼びかけるキャンペーンを実施する。

JRや地下鉄などが共同で実施

近年、エスカレーター利用時にバランスを崩して転倒したり、駆け上がったり駆け下りたりする際に他の人と衝突して転倒させるなどのトラブルが発生している。

また、エスカレーター利用時に片側を歩行用に空ける習慣があるが、骨折などで片側の手すりにしかつかまることができない利用者もいるため、危険な事故につながる場合もあるという。

このような状況を受けて、全国の鉄道事業者52社局、商業施設、森ビル、羽田空港、成田空港、日本民営鉄道協会、日本地下鉄協会、日本エレベーター協会、埼玉県、川崎市、千葉市が共同で、エスカレーターの安全利用を呼びかける「エスカレーター『みんなでつかまろう』キャンペーン」を実施へ。

ポスターの掲出やディスプレイ広告の掲載、ポケットティッシュの配布、呼びかけ等を実施する。

出典元:JR東日本プレスリリース

出典元:東京都交通局プレスリリース

手すりにつかまる、歩かない等

ポスターには「エスカレーター乗り方改革」として、「手すりにつかまる」「歩かず立ち止まる」「黄色い線の内側に立つ」「荷物をしっかり持つ」という4つのポイントが紹介されている。

出典元:JR東日本プレスリリース

出典元:東京都交通局プレスリリース

立ち止まっての利用が前提

日本エレベーター協会のホームページによると、エスカレーターの安全基準はステップ上に立ち止まって利用することが前提になっているという。

エスカレーターでの歩行は、すり抜けざまに他の利用者や荷物と接触して思わぬ事故を引き起こしたり、バランスを崩して他の利用者も巻き込む事故につながる恐れがあるそうだ。

手すりにつかまるのは、利用中にバランスを崩したり、停電による急停止などで不意の反動を受けることがあり、転倒・転落などの事故を防ぐため。

黄色い線の内側に立つのは、ステップの黄色い部分は他の構造物と複雑に絡み合う場所で、くつやサンダル、衣類のすそなどが挟み込まれる恐れがあるからという。

イメージ画像/Adobe Stock

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エスカレーター利用にあたっては、他にもピンヒールなどの先のとがった靴や傘がステップの溝に挟まって抜けなくなる恐れがあることや、ベビーカーの乗り入れは非常に危険な点、乗り口や降り口付近で立ち止まらないこと、利用中の喫煙は周囲の人への迷惑になるだけでなく、ステップの隙間から落ちたタバコの火から引火する恐れもあることなど、様々な注意が必要という。

【エスカレーター「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーン】
・期間:2019年7月22日(月)~8月31日(土)
・実施事業者:全国鉄道事業者52社局、商業施設、森ビル、羽田空港、成田空港、(一社)日本民営鉄道協会、(一社)日本地下鉄協会、(一社)日本エレベーター協会、埼玉県、川崎市、千葉市
・後援:国土交通省、消費者庁
※キャンペーン内容や実施時期は各社で異なる

Posted: |Updated:

Text by 長澤まき

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