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マンガのお肉を再現できる“陶器の骨”が話題!制作者「発想力は誰にも負ける気しない」

巨四郎 a.k.a K4R from ガラダ堂さん/Twitter

巨四郎 a.k.a K4R from ガラダ堂さん/Twitter

しばしばマンガでお肉を表す記号として使われる骨付き肉、通称・マンガ肉を再現できる陶器について、制作したガラダ堂・巨四郎さんに取材した。

マンガ肉専用の陶製の骨

異形制作サークル・ガラダ堂を主催する巨四郎さん(@garada_k4r)が作った「マンガ肉専用陶器製骨」がネット上で注目を集めている。

肉を巻き付けると、漫画で見かける骨付き肉を簡単に再現できる陶製の骨。価格は1本2000円。現在は完売しているが、9月には在庫を準備できる予定だという。

巨四郎 a.k.a K4R from ガラダ堂さん/Twitter

巨四郎 a.k.a K4R from ガラダ堂さん/Twitter

巨四郎 a.k.a K4R from ガラダ堂さん/Twitter

巨四郎 a.k.a K4R from ガラダ堂さん/Twitter

同作品について、ネット上には「これは夢がある」「ロマンの塊」「かぶりつきたい!」「子供にもすごいウケると思います」「キャンプに持っていきたい」など多くのコメントが寄せられている。

毎年仲間と行うBBQのために制作

誰もが一度は憧れただろうマンガ肉を楽しめる作品はどのように生まれたのか?

巨四郎さんに話を聞いた。

—–どのような経緯で発案した作品ですか?

毎年、神奈川県横須賀市の猿島にてバーベキューを仲間うちでやっているんですが、浜辺でナンを焼いて本格スパイスカレーを作ったり、鳥一羽丸々やマグロの頭を焼いたりと、誰もやらないバーベキューをするのが恒例になっていたんです。

そこで、今年はマンガ肉を思いつきました。

私が通っている陶芸教室、森魚工房は陶器でロボットやF1カーを作ってる方がいるかなり自由度の高い工房です。

そこで、私も木目調の皿やドクロのマグカップなど、かなり自由度の高い作品を作ってきました。

その流れで先生にマンガ肉の骨製作を相談し、作り上げたのが今回の作品です。

巨四郎 a.k.a K4R from ガラダ堂さん/Twitter

巨四郎 a.k.a K4R from ガラダ堂さん/Twitter

耐熱性の土を使用、リアルさにもこだわり

—–制作にあたって、こだわった点は?

バーベキューでの使用を考え、土鍋の製作に使う耐熱性の土を使っております。1回だけの使い捨てではなく、何回も使える仕様になってます。

あとは、無駄にリアル骨感を出してみました(笑)

制作方法などは後日、同人誌にまとめようと考えているという。

—–使用時のコツや注意点があれば教えてください。

耐熱性の土を使っているとはいえ、陶器であることには変わりないので、やはり割れてしまう可能性はあります。

もちろん、強い衝撃があれば割れますので、骨で石を叩いたり、武器にしたりしないでください(笑)

巨四郎 a.k.a K4R from ガラダ堂さん/Twitter

巨四郎 a.k.a K4R from ガラダ堂さん/Twitter

今後も特殊陶芸家として創作を

—–普段はどのようなお仕事をしているのですか?

えー、フリーでwebディレクターをしてますが、現在無職です(笑)

おかげで骨製作に時間が使えますが、仕事は募集中です!

サイトの運用、ライティング、編集、SEO対策など十数年キャリアありますので、お仕事よろしくお願いします!

—–陶芸はいつ頃から始め、現在はどのような作品を作っていますか?

陶芸は半年くらいなんですが、造型はずっと以前からやってました。

陶芸では妖怪モチーフに木目調の皿、ドクロのマグカップなど作ってます。他に人工岩石の鉢「擬岩鉢」シリーズを製作してます。

【リアル陶器で作った妖怪「瀬戸大将」の徳利】

壊れた瀬戸物が妖怪になったという瀬戸大将を、リアルに陶器で作ってみました!

ガラダ堂 巨四郎さん/Instagram

ガラダ堂 巨四郎さん/Instagram

【天然石のような岩肌のプランター「擬岩鉢」】

リアル岩石のようですが、自然界ではないような造型を作り出した新しいプランター。

ガラダ堂 巨四郎さん/Instagram

ガラダ堂 巨四郎さん/Instagram

巨四郎さんが主宰する「ガラダ堂」は、合法ハーブSHISOのレシピ本などの同人誌も制作。8月11日(日)に東京ビッグサイトで開かれるコミックマーケット96(夏コミ)に出展するそうだ。(ブース番号:西う21b ※マンガ肉の骨は在庫なし)

—–創作活動に込める思いを教えてください。

今回、信じられないくらいバズったのですが、数多くの方からご支持いただいたのがとてつもなく嬉しいです。皆様、ありがとうございます。

これは「無職の間に骨を作りまくれ」という指令に違いないなーと(笑)。仕事決まらなくて腐りそうになったけど、皆様からの声援が原動力になりました。

正直、陶芸家と名乗ったら、他の陶芸家から袋叩きなくらいまだまだ未熟です。もっとスキルアップせなあかん!とは思いますが、発想力は誰にも負ける気しないんで。

これからも、特殊陶芸家として骨とか髑髏とか妖怪とか変な器とか作っていきますので、よろしくお願いします!

あ、でも仕事は募集中です(笑)

Posted: |Updated:

Text by 長澤まき

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