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国交省がタクシーの「事前確定運賃」を認可、10月28日からサービス開始へ

イメージ画像/fotolia

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国土交通省自動車局は10月25日、同日付けでタクシーの事前確認運賃を認可したと発表した。

これにより、10月28日以降に準備が整った地域からタクシーの事前確定運賃サービスがスタートする。

乗車前に運賃を確定

事前確定運賃とは、配車アプリ等で利用者が入力した乗降車地の地図上の走行距離と推計所要時間を基に、地方運輸局が定めた係数等を乗算して運賃を決める方式。国交省が今年4月26日に本格運用のルールを策定していた。

係数は直近年度の輸送実績をもとに曜日、時間帯(1時間ごと)ごとに定め、毎年見直しを行う。

タクシー運転手は原則として、旅客に示した走行予定ルート通りに走る。

乗車前に運賃が確定することで「渋滞や回り道で運賃が高くなるかも」「メーターが気になる」といった運賃に関する不安がなくし、訪日外国人を含めてタクシーを利用しやすくする狙いがある。

国交省のプレスリリースによると、現時点で国内27地域の約200社(約2万両)が認められた。

出典元:国土交通省プレスリリース

出典元:国土交通省プレスリリース

Japan Taxiが10月28日から事前確定運に対応

国交省の認可を受けて、全国47都道府県・約7万台のタクシー車両をネットワークするタクシーアプリ「Japan Taxi」は、事前確定運賃が始まる28日から同運賃サービスに対応すると発表した。

まずは日本交通(東京都千代田区)と、金星自動車(北海道札幌市)の計約2200台からスタート。

東京都内では11月から、帝都自動車交通も保有する全1119台で始める予定としてる。利用者自身がルートと運賃を選択

「Japan Taxi」のアプリでは、出発地から到着地までを事前入力し、提案されるルート・運賃の中から最適なものをユーザー自身が選ぶことにより事前に運賃が確定する。

▼乗車場所と降車場所にピンを置き、ネット決済を選択の上、「事前確定運賃」をタップ

出典元:JapanTaxiプレスリリース

出典元:JapanTaxiプレスリリース

▼同意事項を確認後、経路選択ボタンをタップして経路を選択

出典元:JapanTaxiプレスリリース

出典元:JapanTaxiプレスリリース

▼内容を確認し注文する

出典元:JapanTaxiプレスリリース

出典元:JapanTaxiプレスリリース

利用者の満足度向上、乗務員の負担減少も期待

同社はプレスリリースで事前確定運賃について、タクシー事業108年目で初めてITを絡めた試みだとコメント。

タクシー乗車時の「金額が分からない」という不安要素をクリアすることで、日頃タクシーに乗車しない利用者が乗車するきっかけを作ると共に、支払いとルートを明確にすることで既存利用者の満足度を上げ、かつ乗務員の心理的負担を減らすことが期待できるという。

【Japan Taxiアプリ事前確定運賃】
・開始日時:2019年10月28日(月)15:00以降随時
・対応エリア:東京(23区・武蔵野市・三鷹市):日本交通の全4600台のうち約2000台から
・対応エリア:北海道(札幌市内・千歳市内):金星自動車の全179台
・公式サイト(アプリダウンロード):https://japantaxi.jp/notes/2019/03/01/01.html

Posted: |Updated:

Text by 長澤まき

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