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シロクマが釣りをするティーバッグホルダーに世界から反響!商品化までの道のりを聞く

出典元:NECKTIEホームページ

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シロクマが釣りをするデザインのティーバッグホルダーについて、NECKTIE design office デザイナーの千星健夫さんに取材した。

シロクマが釣りをするティーバッグホルダー

NECKTIE design officeのティーバッグホルダー「TEA BAG HOLDER “SHIROKUMA”(ティーバッグホルダー・シロクマ)」が、インターネット上で話題になっている。

ティーバッグの紐を釣り糸に見立てた、シロクマが釣りをするデザインのティーバッグホルダー。お茶を入れる味気ない待ち時間を楽しくするプロダクトだ。

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一本釣りしているような感覚を表現

素敵なデザインのティーバッグホルダーはどのように誕生したのか?デザイナーの千星健夫さんに話を聞いた。

—–どのような経緯で発案したのですか?

家でティーバッグをお湯の中からすくい上げた時に、「これってティーバッグを一本釣りをしているみたいだなー」と感じたところから始まりました。

水分を吸った茶葉の重みもなんだか大魚を釣りあげる時のようにも感じて。

この不思議な感覚をうまくプロダクトにできないかなと思ったことがきっかけです。

出典元:NECKTIEホームページ

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—–様々な動物がいる中からシロクマを選んだ理由は?

お茶を美味しく淹れるためには蒸らす時間がとても大切なので、フタ部分に開ける穴はなるべく小さくしたほうがよくて、そこから氷に穴をあけるワカサギ釣りをイメージし、氷の上で釣りをする動物といえば「シロクマ」と連想しデザインしていきました。

よく「他の動物はないんですか?」といった質問もいただくのですが、そのイメージから今はシロクマだけにしています。

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可愛さと使い勝手にこだわって開発

—–開発にあたって、特にこだわった点は?

シロクマの造形はかなり試行錯誤しました。

型をつくって抜くのでフォルムの制約があり、そのなかでかわいく見える形を探っていきました。

目の位置だけでも表情がかなり変わってきてしまうので、目の位置や大きさは何度も検証しました。

あとはガラスのカップを付属するという考えもあったのですが、すでにお持ちの食器に合うかわからないカップがセットされているよりも、どんなカップにもフィットできるほうがいいのではと思い、市販のカップをたくさん買ってきてサイズを測って底面のリムをデザインしました

80~100ミリ径サイズのカップにフィットするという。

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フタの上部にもリムがあり、ちょっとしたお菓子や砂糖、使用済ティーバッグ等を置いてもOK。魚型のクッキーを置くと大漁みたいで可愛いそうだ。

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技術と手間をかけ国内で生産

陶磁器は日本有数の焼き物の産地である長崎県波佐見町で製造、ステンレスの加工・塗装は東京都内の工場で製作しており、「Made in JAPAN」(メイドインジャパン)の商品だ。

ある程度は機械も使用しているが、ほとんどの工程が職人の手作業によるもので、ひとつひとつ丁寧に製作されているそうだ。

—–メイドインジャパンのこだわりを教えてください。

特に日本製にこだわって製作したわけではなかったのですが。最終的にそうなりました。

一見かわいらしいフォルムに目がいきますが、それぞれがとても技術が必要な手間のかかる作りのため、国内での生産になりました。

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30カ国以上に出荷、「考え方」を流通へ

—–商品への反響を教えてください。

国内の反応も大きいですが、海外の方からの反応も多く現在30カ国以上の国に出荷しています。

デザインが言語を飛び越えて伝わっているのだなと実感してとてもうれしいです。

需要としてはプレゼントのニーズが多く、釣り好きな方やシロクマ好きな方に贈られたり、なかにはプロポーズの時にシロクマが指輪を釣り上げる演出をされた方もいらっしゃいました。

他にはオフィスで使っている方や、ネイルサロンでお客様用に使っていたりと、いろいろなシーンで使っていただいています。

—–デザイン・モノづくりに込める思いを聞かせてください。

気づきやアイデアを大切にしてデザインしていきたいと思っています。

フォルムももちろん大切なのですが、特に自社のプロダクトに関しては「考え方」を流通させたいという思いがあります。

僕自身フォルムが美しいものももちろん好きなのですが、さらにそこに「考えこまれた痕跡」のようなものが見えるものが好きで、そういったデザインにドキドキしてデザイナーを志したので、自分のデザインしたもので誰かをドキドキさせることができたら素敵だなと思って日々がんばっています。

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Text by 長澤まき

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