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集団食中毒「焼肉酒家えびす」を買収した会社が倒産、風評被害&消防法改正のダブルパンチでノックアウト

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5人が死亡する集団食中毒が発生した焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の全20店舗を買収したスタンドサービスは28日、民事再生法の適用を申請した。東京商工リサーチによると、負債総額は約72億2千万円。

「焼肉酒家えびす」の運営会社フーズ・フォーラスから北陸、神奈川県内の全20店舗を約2億円で買収し、焼き肉店「ヴイ・ブリアン」として順次オープン。平成23年9月期に売上高約90億7300万円を計上し、過去最高の売上高を記録していた。

客席や厨房などの店内設備は旧えびす店舗をそのまま活用することで設備投資を抑制したが、風評被害で当初見込んでいた収益に達しなかったという。相次ぐ設備投資を借入金に依存し、資金繰りが悪化したため、自力再建を断念した。

消防法改正にガソリンスタンドが悲鳴

スタンドサービスの本業は、セルフ型ガソリンスタンド。原油価格高騰に伴う粗利の減少に加え、ガソリンスタンド業界の競合激化から赤字店舗が増加していた。

ガソリンスタンドは、2011年2月に施行された消防法改正の対応に頭を悩ませている。消防法改正は2013年2月まで、40年以上前に埋められた貯蔵用タンクは改修を義務付けた。改修費は1万リットルのタンク1本につき200万円程度との情報もあり、ガソリンスタンド経営の大きな負担になっている。

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