14日放送のテレビ東京『大人も知らない大人の事情』では、いろいろなことにまつわる「大人の事情」を紹介。誰もが1度は経験のある学校の恒例行事・クラス替えに隠された「大人の事情」とは?
学校の恒例行事に隠された「大人の事情」
4月。新年度を迎えた学校の恒例行事である「クラス替え」。仲の良い友達や好きな異性と同じクラスになれるか?担任の先生は誰か?など、ドキドキした思い出は誰にでもひとつくらいはあるはず。
しかし、そんなクラス替えにも「大人の事情」があるという。
教育評論家・尾木直樹先生は、「クラスに40人いたら、40通りの個性がある。いろんな子がいるでしょ。それが偏らないように、平等なクラス分けをするのが大前提」と語る。
クラス替えで優先的に振り分けられる生徒がいる!
「平等なクラス分け」をするため、児童・生徒の中から優先的に振り分けられる者たちがいるのだとか。
■優先的に振り分けられる児童・生徒
・成績優秀者
・リーダータイプ(学級委員長)
・運動が出来る子
・問題児
さらに、尾木先生によると「特別な才能を持った子、特徴のある子には、アルファベット(記号)をつける」という。
例えば、ピアノが得意な生徒は、PianoのP。
学級委員ができる、クラスをまとめられるリーダータイプは、LeaderのL。
問題児は、MondaijiのM。(なぜ、これだけ日本語?)
親がモンスターの子どもは、Monster ParentのMP。
小学校で最優先に振り分けられる児童の特技とは?
特に、小学校のクラス替えの際、一番最初に振り分けられるのが「ピアノが弾ける子」なのだそう。
「合唱コンクールとかやる学校が多い。その時に、伴奏が弾ける子供がいなかったら、公平にならないし、合唱コンクールが出来ない。親からクレームつけられる」と尾木先生。
クラス内恋愛、ノンフィクションでは難しい?
また、「好きな子と同じクラスになりたい」というのは、誰もが願う事だが、尾木先生は「カップルが出来ちゃうでしょ、中2くらいになると。教員から見ればすぐわかる。イチャついてるから。それは分けます、これ~」と悪魔のほほ笑みでキッパリ。
カップルを同じクラスにすると、勉強に集中できなくなり学力低下を招くので、別々のクラスに振り分けるという。
常に同じクラス内で恋愛関係が展開する胸キュン漫画のシチュエーションは、現実にはなかなか難しいようだ。
想像すると恐ろしい、クラス分け会議
他にも、仲の悪い親同士は同じクラスにしないなど、クラス替えには数々の「大人の事情」があるそうで、「クラス替えというのは、すべての学級のバランスを公平に保つためなの。大人の事情なの。だから、文句ないと思うわよ」と尾木先生。
新学期間近の職員室で、教師たちがあれこれ言いながら、生徒を振り分けしている姿はなんとなく「花いちもんめ」っぽくてコワイ。
個人的な事だが、小学校・中学校時代、クラスの問題児には「面倒見役」が確かにいた。教師たちは「こいつらに任せとけばいい」と押しつけるのだろうが、常にセットにされる「面倒見役」にとっては、迷惑この上ないことだった。
そして、それが「大人の事情」であることに生徒たちも気づいていたがどうにもならなかった。モンスターペアレントという言葉すらなかった昭和の時代のことである。