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「時代劇で一番大きな間違い」を東大教授が指摘!その意外なモノとは?

足成

足成

25日放送の日テレ『世界一受けたい授業』に、東大一の歴史オタクを自称する人気教授が登場。教授が指摘した「時代劇で一番大きな間違い」と言われるシーンとは?

東大教授が指摘した、時代劇の意外なウソ!

当たり前のように観ているが、実は間違いが多いという時代劇。

そんな時代劇で度々観られる意外な間違いをNHK大河ドラマ「平清盛」で時代考証を担当した東京大学・本郷和人教授が指摘した。

悪代官と越後屋が酒を酌み交わしながら悪だくみをするシーンで、教授が”間違い”だと指摘したのは「乾杯」。

日本で乾杯が行われるようになったのは、西洋文化が入って来た明治に入ってからなのだそう。

ビミョーに違った「手を振る仕草」

大坂に商いの修業に向かう男性。彼の帰りを待つと告げ手を振って見送る女性という、よくあるシーンで教授が指摘した間違いは、「手を振る仕草」。

手を振るという行為はあったが、「横に振るのは明治時代になってから、ヨーロッパ文化が入って来てから」と、本郷先生。

江戸時代の正しい手を振る仕草は、手を前後に振る「おいで、おいで」のような振り方なのだという。

江戸時代、キスの文化もあった!

本郷先生は、正しい手を振る仕草を映した映画として、1953年ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を獲得した「雨月物語」(溝口健二監督)を紹介。

渡し船に乗って去っていく主人公を妻子が岸辺から見送るシーンで3人が「おいで、おいで」ふうに手を振っているのが印象的だ。

また、「別れ際、恋人同士がキスをしないのか?」という、くりいむしちゅ~・有田哲平の質問に対して本郷先生は「(キスの文化は)あったんです。当時は、口吸いって言ったのかな。愛情を表現する言葉としてありました」と、語った。しかし「口吸い」という、あまりに直接的な言い方に、スタジオ中が苦笑い。

よく見るシーンに「大きな間違い」が!

男性2人が居酒屋のテーブル席で牡蠣と鴨南蛮そばを食べるシーンでは、「食べているモノが間違い」というスタジオメンバーの予想を裏切り、本郷先生は「テーブルは無い」とキッパリ。

現在のようなテーブル席は西洋文化によるもので、江戸時代は長椅子のようなものに腰掛け、目の前にテーブルは無く茶碗やどんぶりは脇に置いていたのだ。

しかし、多くの時代劇の中にテーブル席は当たり前のように登場しており、本郷先生は「実はこれが、時代劇で一番大きな間違いと言われていること」と、指摘した。

ちなみに、鴨南蛮そばの”南蛮”は長ネギのことで、江戸時代には食べられていたと考えられるそう。牡蠣も江戸時代にはすでに養殖が行われており、生食にも対応していたというから驚きだ。

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