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仕事で大事なもの第1位は「安定した収入」、起業を「考えた事はない」72%と安定を求める意識の強さが浮き彫りに

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正社員なら平日8時間以上を費やしているだろう日々の“仕事”。平日の半分以上もの時間を割いているにもかかわらず、仕事に「やりがい」「社会的使命感」「達成感」を求める人は少数派のようだ。日本法規情報が2013年11月25日に発表した「労働環境及び起業・開業に関する意識調査」の結果によって明らかになった。ただし、同調査は同社が運営する『会社設立相談サポート』『起業支援/会社登記相談サポート』のユーザーを対象に行われたもの。多少の偏りはあると思っておいた方がいいかもしれない。

 同調査によると、「仕事をする上で大事な事はなんだと思いますか」という質問に対して、回答が多かった順に「安定した収入を得ること」33%、「家族を養うだけの収入を得ること」16%、「何かを達成して認められること」12%、「多くの収入を得ること」11%、「社会的使命を果たすこと」8%、「自由で柔軟な人生を送ること」8%、「最先端技術に触れ、自分を高めること」4%、「環境保全を考えながら業務をこなすこと」3%となった。こうしてみると、やりがい、社会貢献、仕事内容を重要視する人は少なく、圧倒的に「安定した収入」を求める傾向が目立つ。

 そして同社の起業意識に関する調査では「起業、開業を考えた事がある」人は28%、「考えた事はない」人は72%だった。

 国立国会図書館調査及び立法考査局 経済産業課 岡田悟氏の論文によると、日本は企業の準備をしている人と創業3年半未満の企業を経営している人の割合(起業活動率:TEA)が4%弱で、10%近いアメリカと比べると明らかに低い。「安定を求める」意識は、日本の起業活動率の低さにもつながっているのだろうか。

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