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仕事の幅を広げて少しでも役に立ちたい!耳の不自由なバリスタさん専用お願いプレートがステキ!

Twitter@Da_vitdtz

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「お水ちょーだい!」「お会計したい!」など、さまざまなお願いが書かれた立札の写真を投稿した、だ〜びっつさん(@Da_vidtz)のツイートが話題になっています。

写真に添えられたツイートに目をやると、どうやらここはカフェのよう。

名古屋の人気カフェ

ツイート主さんによると、このプレートは名古屋駅前にある「CAFE&BAR VALIS(カフェ&バー バリーズ)」で見つけたものだそう。

この立札は、同店で働く耳が不自由な女性バリスタさんとお客さんがコミュニケーションをとるための接客用プレートだったのです。

Twitter@Da_vitdtz

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こうしたアイデアは、一体どこから生まれたのでしょうか?

「バリーズ」店長の的場さんに話を聞いてみました。

最初にこのアイデアを提案したのは、当社営業部のサービストレーナーの柘植(つげ)さんです。当該スタッフが入社してから1ヵ月ほど経った頃、お客様から「店員さんが気付いてくれない」といった声が聞かれるようになり、トレーナーに相談を持ち掛けたんです。

手に取りたくなるようなデザインを

すると柘植さんから「聴こえないという事が分かっていればお客様も不快には思わないだろうし、写真撮影の時に使うプロップスみたいな可愛い立札なら、楽しみながら使って貰えるんじゃない?」という目から鱗のアドバイスが!

実は今回のようなケースは「バリーズ」のスタッフにとっても初めてのこと。

それまでは接客についても手探りで指導していたのですが、当のバリスタさんに立札を使う提案をしたところ、「少しでも他のスタッフの手助けをしたい!」と快諾してくれたそうです。

Twitter@Da_vitdtz

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立札は何パターン?

「お水ちょーだい!」「お会計したい」「注文したい」の3種類と、スタッフの返事用3種類です。

続いて、当のバリスタさんにも立札導入後の変化について聞いてもらったところ、このような答えが返ってきました。

立札が導入されたお蔭で、お客様に不快感を与えず、また自分も安心してスムーズに仕事ができるようになりました。聴こえない事を理解して頂いた上で、メニューを指差しで注文して下さるお客様もいらっしゃいますし、お会計やお手洗いのご案内などもジェスチャーでできるようになりました。

お客さんとコミュニケーションする機会がさらに増えたんですね!それでは、そんなバリスタさんの得意メニューもぜひ教えていただけますか?

ラテアートが得意なので、ラテアートができるカフェラテ、カプチーノです。まだまだなのでこれからも腕を磨いていきます!

「自分にできる仕事の幅を広げて少しでも役に立ちたい!」という同僚への思いやりを持ちつつ、コーヒーの知識や技術だけでなく接客のプロを目指しているバリスタさん。

今回の取材についても、同じ障害を持つ人たちに「こういう働き方もできますよ」と、少しでも役に立てたらという想いから引き受けて下さったのだとか。

Twitter@Da_vitdtz

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こうした彼女の熱意について、「呼んでいる人の声が聴こえない、気付いても声をかける事ができない若い女の子が、お客様の前に立つ「接客」という仕事を選んだ勇気と行動力を心から尊敬している」と、店長の的場さんは語ります。

思い遣り溢れるアイデアと評判

同店の取り組みを紹介しただ〜びっつさん(@Da_vidtz)のツイッターには「行ってみたいです!」「とても素敵なアイデア!」「これバリスタ側だけでなく耳が不自由なお客様にもやさしい。また大きな声出すのが苦手な方にもやさしい。」と、共感コメントが多く並んでいます。

名古屋駅前にある「バリーズ」を訪れたら、人気メニューの「ベリーショコラタルト」や「焼きりんごとキャラメルのパンケーキ」「フレンチトースト」をぜひ。

その際はもちろん、可愛いラテアートが施されたカフェメニューもご一緒に。

CAFE&BAR VALIS
愛知県名古屋市中村区椿町8-3 丸一駅西ビル1F
電話番号:052-453-1500
営業時間:11:00~23:00
定休日:無休

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Text by 濱中うらら

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