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辛子明太子がおかわり自由!赤字覚悟のランチを提供し続ける「やまや」の心意気

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今日のランチは「やまや」にしよう!そう決めた日は、朝からテンションがあがる。

いまや同店の看板となった「博多もつ鍋やまや」のランチは、どの店舗でも行列は必至だ。

その理由のひとつは、11時~14時までに来店しランチをオーダーすると、こだわりの辛子明太子に、からし高菜、ご飯がすべておかわり自由になるという至福のメニュー構成にある。

ここは筆者も個人的に良く利用するランチスポットだが、来店するたびその圧巻のサービスには惚れ惚れするばかり。

しかし心の中ではドキドキしながらこう思っているのだ。

「やまやさん、こんなにおかわりしちゃって大丈夫?」

という訳で今回は、今年6月にオープンしたばかりの「博多もつ鍋やまや 内幸町店」を訪問!

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副店長の下村真紀子さんに、同店の行列の絶えない人気ランチの裏側について聞いてみることにした。

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――辛子明太子、からし高菜、ご飯がおかわり自由の形式はいつからスタートしたのですか?

最初に始めたのは江東区にある「博多もつ鍋やまや 東陽店」です。やまやの飲食事業部のお店としては初めての店舗で、今年の9月で11年目を迎える小さなお店なのですが、開店当時は特にこうしたスタイルではありませんでした。そこへおかわり自由のランチをやってみてはどうかと、やまやの創業者である会長から提案されたんです。

福岡の名産や地方の美味しいものを全国的に食べてもらいたい、と思ったのが最初のきっかけだったようですが、ただ辛子明太子自体は決して安いものではないので、いっぱい食べるのは難しいというか、そんな機会ってなかなかないじゃないですか。

それならば当店で、ぜひ多くの人にこの美味しさを知ってもらいたい!そして好きなだけ食べてほしい!という気持ちが高まり、このスタイルが実現しました。本当に会長の熱い想いから始まったことなんですよね。

各テーブルに置かれた山盛りの辛子明太子とからし高菜

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――地方の美味しいものといえば、定食のメニューも「博多郷土料理 がめ煮(筑前煮)」など、郷土愛溢れるラインナップになっていますが、こちらも同じような想いで提供されているのでしょうか?

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メニュー作成の考えとしては、九州に紐付きのある食材を選ぶことからスタートしているので、地元の名産を中心に取り入れています。ただ、九州だけにこだわっているわけではなく、その時々でお客様に喜んでいただけるようなメニューをご提供していこうと思っています。

なお1番人気の「鶏の唐揚げ明太風味」については、地元の定番というよりは、当店の明太子を使ったオリジナル料理としてご好評いただいている感じですね。

鶏の唐揚げ明太風味定食/博多もつ鍋やまや

鶏の唐揚げ明太風味定食/博多もつ鍋やまや

お好きなだけ召し上がれます

――各皿の盛りも豪快で、これだけでお腹いっぱいになりそうなんですが、明太子と高菜が美味しいせいか、箸が止まらなくなっちゃうんですよね。しかしこれだけたくさんの方が召し上がられると、会社としては赤字覚悟?経営的に大丈夫なんでしょうか?

あはは、大丈夫じゃないといったらウソですけど(笑)ただ、このランチがきっかけで当店を知って「また来たい!」と思ってもらえるとか、今度は夜に来店してみようとか次に繋がればいいので、それほど予算については気にしていないですね。まぁ大変と言えば大変ですが…(笑)

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ーーちなみに今まで最高で、どのくらい召し上がられたお客様がいましたか?

数えているわけではないので具体的な量は分からないのですが、皆さんかなりたくさん召し上がられます。たまに明太子の入った壺をパッとひっくり返して、ご飯にのせちゃう豪快な方もいらっしゃいますし(笑)

――スタッフ的にはギョッとしませんか。

お~!来たな~って感じですね(笑)でも何よりお客様に喜んでいただけることが大切なので。

社員さんおすすめの明太子アレンジ

――ほんとに清々しいほど太っ腹ですね。ではそんなスタッフの皆さんだからおすすめできる“やまやの明太子アレンジ”があれば教えていただけますか。

社員やスタッフの間で人気なのは、卵かけご飯に明太子を乗せて食べることかな。そこに甘めの福岡醤油をちょっと垂らしたりして。卵かけご飯はメニューには載っていないんですが、持ち帰り用も販売しているので、ぜひご自宅で試してみてください。

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また夜のメニューには明太子を使ったおつまみもたくさんありますし、国産牛小腸を100%使用した「博多もつ鍋」も、あごだし醤油味とこく味噌味があっておすすめですよ。

もつ鍋/博多もつ鍋やまや

もつ鍋/博多もつ鍋やまや

オープンしたばかりでピカピカの内幸町店では、はじける笑顔の下村さんとスタッフが元気よく迎えてくれる。おかわり自由のシステムからきめ細やかなサービスまで、創業者の太っ腹精神を受け継ぐ“博多のおもてなし”に、店を出る頃には胃も心も満たされるはずだ。

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