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桜が春になると咲く原形は、植物が上陸したときから存在した

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皆さんは今年、お花見をしただろうか。毎年、桜の開花時期が騒がれるが、2月1日以降の最高気温が600度を超えると開花するという「600度の法則」や、2月1日硫黄の平均気温が400度を超えると開花するとする「400度の法則」というものがあるらしい。

こうした統計的な法則には、科学的な裏付けがあった。実は植物にも体内時計があって、日照時間を測定している。一定の日照時間になると、ある2つのタンパク質が複合体を形成して、植物に「繁殖期になったから花を咲かせよう」と呼び掛けているらしい。

今までこの原理は、花を咲かせる被子植物においてのみ認められていた。それが京都大学の河内孝之教授らが2014年4月22日に発表した研究報告によって、この2つのタンパク質はゼニゴケという陸上植物の中でも最も原始的な植物にもあることが明らかになった。

ゼニゴケは陸上植物の進化上、最も基部に位置する苔類に属する。この発見によって太古の昔、植物が陸に上がってきたときから、植物は季節を感じて生殖活動をしていたことが確立されていたと主張されている。

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