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【閲覧注意】グロいけど美味しい!?じわじわ流行中の“虫食いイベント”に行ってみた

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近頃少しずつ耳にするようになってきた”虫食”。食糧難解決策や新たなタンパク源として国連も推奨しており、日本だけでなく、ヨーロッパなどでもかなり普及してきているのをご存じだろうか?

とはいえ、「あのグロい物体を口に入れるなんて絶対無理!!」というのが大方の反応。「そもそも本当に虫って食べられる代物なのか?」「一体どんな味?」そんな疑問に迫るべく、今回は東京・新宿で開催された「東京虫食いフェスティバルvol.5」に参加してみた!

ナビゲーターは、虫好きロリータのHちゃんで、筆者は虫全般が苦手な一般市民(♀)だ。

虫食いフェスは超満員!

恐る恐る会場に足を運ぶと、なんと超満員!20~40代くらいの男性が多いが、女性グループや子連れファミリー、外国人もおり、開始前から熱気に包まれている。

会場では、昆虫料理研究家などこの世界の第一人者たちが、トークショーを開催。各昆虫料理の研究成果や海外事情の報告、虫料理コンテストなどが行なわれた。

気になるメニューは?

このイベントの名物と言えば、トークを聞きながらいただく個性的な虫料理の数々。その一部をご紹介しよう。

・虫ミックスフライ(ミールワーム、コオロギ、サクラケムシ)
いきなり”まんま(!)”のビジュアルに冷や汗をかかされたが、

美味しそうに食べるナビゲーターに背中を押され、思い切って口に入れてみると…あれ、結構イケる!?

ミールワームは桜エビに近いサクッとした味わいで、おつまみによさそう。コオロギはより香ばしく、芋のような甘味がふわりと口に広がる。

が、ダントツで美味しかったのは、意外にもサクラケムシ(一番黒っぽいモノ)!外見にそぐわず桜餅の上品な香りがして、和菓子感覚でいただける。

・蚕蛾 塩焼きそば
通常の塩焼きそばに、蚕蛾(カイコガ)のフライが乗せられたもの。臭みなどもなく、サクサクとした食感が焼きそばのアクセントに!

・タガメ酒
巨大な水生昆虫”タガメ”をそのまま漬け込んだ酒。グラスに”ブツ”は入っていないので、初心者にもやさしい。さらに香りを嗅いでみると…あれ??ラ・フランス!?味もまるで果実酒のようで、まさに女性好みだ。水割りにすればよりまろやかな味わいで、一番イメージとのギャップに驚かされた一品だった。

ちなみに違う料理の写真だが、タガメは以下のような虫。ラ・フランスとは似ても似つかない!!

・ゴキブリ/カイコガの甘露煮、イナゴ/カイコサナギの佃煮
絵的に一番スゴかったのが、物販コーナーで販売されていた、こちらの一皿。黒光りしているのがアルゼンチン&トルキスタンからの輸入ゴキブリで、そこらで捕獲したものではないのでクリーンだとか。でも、なんかちょっと臭い?

ナビゲーターいわく「長年押し入れにしまわれていたリカちゃん人形みたい(笑)」とのことで、湿気や埃をイメージさせるのは確か。

カイコは甘露煮も佃煮も、噛むと身から汁がくちゃっと出てくる??穀物のような甘味と虫臭さが混じり合い、珍味中の珍味、上級者向けの品だった。

結論-虫は揚げるとおいしい&口に入ってしまえば大丈夫

この他ハチノコクリームスープや虫入りクッキー、スズメバチ焼酎などをいただいたが、結論としては、調理方法はフライが一番オススメで、種類はサクラケムシが文句なしのトップだった。ときどき桜の木に大量発生するあの毛虫らしいので、害虫駆除ついでにカラッと揚げてみるのもいいかもしれない。

筆者同様、虫が苦手な人でも勇気を出してトライしてみると、意外とお世辞なしに美味しい、と新境地に至ることができるだろう。

東京虫食いフェスティバルはとても真面目なイベント

なお、東京虫食いフェスティバルは、「『奇食、ゲテ食』からの脱出を目指し…」と書かれているように、いたって真面目に虫文化を楽しむイベントで、ギャーギャー騒いでいたのは筆者くらいだった。珍味を味わいたい人や、環境や未来のために虫食を考えてみたい人は、次回ぜひ参加してみては?

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Text by SAYA

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