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わずか1%の人たちが、世界の富の50%を所有していることが判明

Credit Suisse/Global Wealth Report 2015

Credit Suisse/Global Wealth Report 2015

スイスに本社を置く世界最大規模のユニバーサルバンク「クレディ・スイス」の最新調査で、世界人口のわずか1%が全世界の富の50%を所有していることがわかった。

クレディ・スイスが調査レポートをリリース

このことは、クレディ・スイスが今月初めにリリースしたレポート「Global Wealth Report 2015」から明らかになった。

それによると、2007〜8年にかけての世界的景気後退以降、再び富(土地や有価証券などを含めた資産)の集中化が進んでおり、現在では世界中の富の50%が、わずか1%の人たちに所有されるという状況になっているという。

中流階層が大幅に縮小

また、経済的に中流階層に属する人たちの数が減少しているのも、最近の傾向であるとのこと。つまり、それまで中流だった人はより貧しくなり、その人たちが所有していた富は、1%の人たちのもとに集まっていることになる。

現在の成人の世界人口は約34億人だが、そのうちの70%の人たちの家庭財産は1万ドル(約119万円)以下。一方、上位1%の人たちの家庭財産は75万7,000ドル(約9,000万円)以上であることも分かった。

今後、富の集中化はさらに進み、貧富の差がさらに広がるのではないかとクレディ・スイスは予想している。

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