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先生は「人工知能」だった!?米大学で人間とAIを置き換えたところ5カ月間誰も気づかず…

flickr/Steve Johnson

flickr/Steve Johnson

先生という職業は知識があるだけでは務まらない。学生とのコミュニケーションが大事だ。

そんな先生を人工知能(AI)に、密かに置き換えてみる実験が、最近、米国ジョージア工科大学で行われた。

結果は……学生は誰も気づかなかった。

先生の名はジル・ワトソン

今年の1月からジョージア工科大学に、アシスタント・ティーチャーとして就任したジル・ワトソンは、IBM社が開発した女性型人工知能(AI)だ。

学生の前には姿を現さないが、教授の補佐として、研究プロジェクト関する学生からの質問や疑問を解決するのが仕事だ。

打ち解けた言葉づかいが特徴

ジル先生が登場するのは、メールのやり取りと学生専用サイトのフォーラムだ。彼女が送るメッセージには堅さがなく、打ち解けた喋り口調で、しかも内容のポイントがはっきりしている。

5カ月間の実験期間が終わり、ジル先生がAIだと知らされた学生たちは、ショックを隠せなかったそうだ。

「全然気づかなかった」

学生のひとり、ジェニファー・ギャーヴィンは「全然気づかなかった」と、海外メディアの取材に応えている。「普通の人間とノーマルな会話をしてるのと変わらなかった」と言う。

別の学生、ペトル・ベラは「優秀アシスタント・ティーチャー賞に投票しようと思ってた」と言う。

なかには、「ちょっとヘンだ」と疑っていた学生もいたようだ。その理由は、質問に対する返信が素早かったから。ジルはいつも、質問を受けてから数分以内に、的確な回答を返していた。

AI先生は導入されるのか?

ジョージア工科大学サイトのフォーラムには、学生から10,000以上のメッセージがアップされる。教授や(人間の)アシスタント・ティーチャーはそれに目を通すために、多くの時間を費やさなければならない。

このことを考えれば、AI先生は非常に有効だ。ただ、最初からAIだと分かっていたら、学生は真面目にやり取りをしただろうか……

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Text by Sophokles

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