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「ロボットは人間より速く進化して人間を滅ぼすかも」とスティーヴン・ホーキングが警告

Wikipedia/Stephen Hawking

Wikipedia/Stephen Hawking

車椅子の天才科学者として知られたスティーヴン・ホーキング氏が、今月中旬、スペイン・カナリア諸島で開催された「Starmusフェスティバル」で講演し、人工知能やロボットの行き過ぎた開発競争に警鐘を鳴らした。

AIの進歩が人間に無害とは限らない

科学と芸術の祭典「Stamusフェスティバル」で、ホーキング氏は次のよう発言した。

「AI(人工知能)の進歩が人間に無害とは限らない」

彼は、近年、世界各国でのAI開発競争に懐疑的な目を向けており、TVトークショーに出演した際にも、AIやロボットの行き過ぎた開発を批判した。

「ロボットが自分自身で進化できるようなる時がやがて来る。そこから先は、ロボットの求めることと我々が求めることが、必ずしも同じであるとは限らないのだ」

考えてみれば、最近のAIは自分で学習して能力を上げていくようになっている。これは、自分自身による進化がすでに始まっているようにも見える。

さらに彼は言う。「AI(人工知能)は人類の頭脳よりも速く進歩する潜在能力がある。そして我々を滅ぼすかもしれない」

こうなるとちょっと恐い。だが、じつのところ我々の多くが、心の奥でこれを心配しているのではないだろうか。

天才科学者ホーキング氏も、同じことを感じている。

良いAI、悪いAI

人間にも善人と悪人がいるように、将来、AIの中でも良いAIと悪いAIが別れると彼は考えているようだ。

「AIは人間の能力を補完しながら、人間とうまく共存していけるはずだ。しかし、将来、”悪党”AIの暴挙を止めるのは難しいだろう」

「道徳や倫理を守るような安全装置が、AIには絶対に必要だ」

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Text by Sophokles

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