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強度抜群!折り畳める紙製自転車用ヘルメットがダイソン・アワード最優秀賞に

YouTube/JamesDysonFoundation

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折り畳むと一冊の本程度の大きさになってしまう自転車用ヘルメットが、国際的なテクノロジーアイディア賞である「ジェームズ・ダイソン・アワード2016」の最優秀賞に選ばれた。

紙で出来たヘルメット

そのヘルメット「エコ・ヘルメット」は紙でできている。写真を見ると、どこかで見たような……くるりと広げるとボンボリになる飾りつけや、開くと飛び出すグリーティングカードなどでお馴染みの、あの紙細工だ。ちょうど蜂の巣のような構造になっている。

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安全基準をクリア

この蜂の巣構造(ハニカム構造)がエコ・ヘルメットに、見た目以上の強度をもたらしている。何回もの衝撃テストの結果、ヨーロッパの安全基準をクリアする既存のヘルメットと変わらない強度が証明されている。

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折り畳んでバッグの中に

軽いことはもちろんだが、折り畳んでバッグにしまえるのもエコ・ヘルメットの大きなメリットだ。既存のヘルメットは、使わない時に場所をとる。

また、紙製の「エコ・ヘルメット」は、強化プラスチックのヘルメットと違いリサイクル可能。その名の通りエコだ。雨が降った時の防水性能は約3時間なので、長期間の使用は難しいかもしれないが、1つ500円程度と安い。

工業デザインを学ぶ学生が考案

考案者のアイシス・シファーさんは、工業デザインを学ぶ大学生だ。ロンドンで観光客向けのレンタサイクルを利用した時、観光客がわざわざヘルメットを用意していないことに気がつき、この発明に至ったという。

旅行先で自転車に乗りたいとき、軽くて折り畳めるエコ・ヘルメットはとても便利だ。

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シンプルだが最優秀賞に

「ジェームズ・ダイソン・アワード2016」で最優秀賞候補にあがっていたのは、このヘルメットの他に、喘息をモニタリング/コントロールするウエアラブル・マネジメント・システムと、涙液から血糖値を測定してくれるスマート・コンタクトレンズだった。

シファーさんのヘルメットはシンプルではあるが、徹底した科学的リサーチと実験をベースにしている点が評価され、最優秀賞となった。

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