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AIがディープラーニングで生成した絵がクセになる美しさ

CHRIS RODLEY

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ディープラーニングとは、多層構造のニューラルネットワークを用いたAI(人工知能)の学習アルゴリズムだ。AIはデータの特徴をより深いレベルで学習し、人間に近い認識が可能になると言われている。

上にある恐竜の絵は、このディープラーニングで絵画を学習したAIが生成したもの。よく見ると、恐竜の体は草花で出来ており、奇怪な幻想を見ているような気にさせられる。

CHRIS RODLEY

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研究者が提供する画像合成サイトで

この絵の制作者は、ITライターのChris Rokleyという人。制作者といっても、彼自身がAIの開発を手掛けたわけでなく、すでにある画像合成サイトを利用しただけだ。

そのサイト「DEEPART.io」(英語)は、ドイツでディープラーニングを専門にする3人の大学研究者が提供している。合成してみたい画像をドラッグ&ドロップでアップロードするだけで、AIが自動的に合成画像を生成してくれる。

自分が撮った写真と、ゴッホやピカソなどの著名な画家の絵をアップロード(またはサイト内で選択)して、2つを合成させるというのが基本的な使い方だ。(こうすると、自分の写真がその画家のタッチの絵になって出力される)

だが、Rokleyさんは基本を無視し、恐竜の絵と植物の細密画をアップしてみた。その結果が上の写真だ。

彼は他にもいろいろなパターンを試している。下にあるのはそのひとつ、恐竜とフルーツの合成だ。何とも言えない奇妙な印象の絵に仕上がっている。

CHRIS RODLEY

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クジャクの羽も試しているが、こちらはあまりインパクトがないようだ。

CHRIS RODLEY

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発想はRedditの投稿画像から

恐竜と草花を合成してみる気になったのは、ソーシャルニュースサイト「Reddit」に投稿された1枚の画像を見たからだとRokleyさんは言っている。

vic8760/Reddit

vic8760/Reddit

有名なナポレオンの姿が、別の絵画からの群衆の姿で構成されている。これも前述の画像合成サイトで生成されている。

購入希望者が続出

Rokleyさんは今月15日に「恐竜と草花」の絵を、16日に「恐竜とフルーツ」の絵をTwitterで公開した。これに大きな反響があり、「部屋に飾りたい」、「プリントして売ってほしい」、「Tシャツにして売ってほしい」といった声が集まっている。

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Text by Sophokles

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