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2017年地球の大気はこう動いていた!NASAが解析アニメーションを公開

NASA Goddard/YouTube

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NASA(アメリカ航空宇宙局)が、2017年の地球の大気流動アニメーションを発表した。

空気中に浮かぶ微粒子(エアロゾル)3種の動きを視覚化した2分の動画は、7月31日から11月1日までの大気の流れを克明に表している。

米国に大きな被害をもたらしたハリケーン「イルマ」や「ハービー」もはっきりと分かる。

塩、埃、煙の微粒子を捉えた

動画には3種の微粒子の流れが映っている。青く見えるのが、風によって空中に吹き上げられた海水の塩の微粒子。灰色は砂漠地帯からの土埃の微粒子。白く見えるのは森林火災からの煙の微粒子だ。

どれも、人工衛星からのデータを基に映像化されたもの。

NASA Goddard/YouTube

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微粒子は地球を巡っている

この動画を見て驚かされるのは、塩や埃や煙が遥か彼方にまで飛んでいることではないだろうか。

例えば太平洋岸北西部からの白い煙は、北米大陸や大西洋を横断してヨーロッパまで到達している。また、サハラ砂漠からの砂塵は、大西洋を逆方向に横断してメキシコ湾にまで届いている。

NASA Goddard/YouTube

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今年話題になったハリケーンの姿も

今年、大きな被害をもたらしたことで話題になったハリケーンの姿もはっきりと分かる。

例えば、ハリケーン「イルマ」はアフリカ大陸沿岸で発生し、サハラ砂漠の砂塵を大量に巻き込みながら北西に進んでいる。ハリケーン「オフィーリア」はサハラ砂漠の砂塵と、ポルトガル森林火災の煙をイギリスに運んでいるのが分かる。

NASA Goddard/YouTube

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NASAの地球観測システムが解析

このアニメーションは、NASAの地球観測システム「Goddard Earth Observing System(GEOS)」によって作られたもの。人工衛星が収集したデーターを、スーパーコンピュータが複数の数理モデルを組み合わせてシミュレーションする。

これは最新鋭の手法で、NASAによれば、科学者たちが地球を全体的に捉えるのに役立つとのこと。

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Text by Sophokles

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