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NASAが観測、太陽系外からやって来た小惑星は異常な形をしていた!

NASA

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先月19日、ハワイのパンスターズ望遠鏡による観測で、太陽系外からやって来た小惑星(恒星間天体)が発見された。

その後、NASAの科学者を中心とする研究チームによる観測で詳細が明らかになり、今月20日、科学誌『ネイチャー』に発表された。

長さ400メートルの葉巻型

発見者の名前をとって「Oumuamua」と名付けられたこの小惑星は、長さ400メートルの葉巻型をしている。(写真はNASAが発表したイメージ図)

太陽系内の小惑星も球形でなく、いびつな形をしているが、これほど細長いものは現在見つかっていない。科学者たちは、太陽系の外から来た「Oumuamua」のこの異常な形に、太陽系誕生の過程を解き明かすヒントが隠れているのではないかと考えている。

宇宙を旅する小惑星

この小惑星「Oumuamua」は流浪の天体だ。どの恒星の周回軌道にも乗っておらず、これまで銀河の中を彷徨ってきた。今回の地球接近の後はペガスス座の方向に飛び去って行き、2度と太陽系に戻ることはない。

このような恒星間小惑星が観測されたのは史上初のことだ。NASAの天文学者Thomas Zurbuchen氏はこう言っている。

「我々は何十年もの間、恒星間を彷徨う天体があるはずだと考えてきました。だが、それが実際に存在するという証拠はなかったんです。今回の発見でその実在が確認できました」

科学者も形に驚いた

「私も細長い形には驚きました。我々の誰もあの形は予測していなかった」研究チームの一員であるDavid Jewittカリフォルニア大学教授は言う。

Jewitt教授は「Oumuamua」が発見された後、北欧光学望遠鏡が設置されているラ・パルマ天文台(スペイン)と米国アリゾナ州キットピーク国立天文台から観測を続けてきた。

現在Oumuamuaは秒速25.5キロメートルの速さで地球から遠ざかっている。

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Text by Sophokles

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