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動けなくなった主人を助けた犬の忠誠心に感心

Milagro Muñoz Araya/Facebook

Milagro Muñoz Araya/Facebook

これはコスタリカで今月初旬にあった出来事。

ある女性獣医が出勤途中、車の往来の激しい道路沿いでうろついている犬を見つけた。明らかに途方に暮れた様子のその犬の後をついて行ってみると……

危険な道路に出てうろつく犬

その日、女性獣医のArayaさんとその夫はいつものように、グアピレス市にある動物病院に車で出勤した。病院の建物に近づいた時、Arayaさんは一匹の小さな犬(上の写真)を見つけたという。

その犬は、道路を行き来する車のすぐ近くにまで出て、途方に暮れたようにうろついていた。獣医であるArayaさんはそれを見て、すぐに「何かがおかしい」と感じたそうだ。普通なら、犬はそんなことをしない。

「犬が私たちに何かを伝えようとしているのが分かった」とArayaさんは後にFacebookに書いている。

後をついて行ってみると

Arayaさんと夫が車から降りて近づくと、犬はすぐにどこかへ向かって歩き始めた。2人がついて行った先には、1人の男性が倒れていた。

傍らに杖があるところから見て、転倒してそのまま動けなくなってしまったらしい。

犬の妙な行動はこの緊急事態を知らせるためだった。そう悟ったArayaさんと夫は走って彼を助けに行き、携帯で救急車を呼んだ。

主人に寄り添う犬

その間、犬は主人のそばを片時も離れず、彼の顔を舐めるなどしていたという。救急車が到着すると、ストレッチャーに載せられた主人と一緒に車に乗り込んで寄り添っていたそうだ。

犬の名はチキータ

この出来事をFacebookに書いたArayaさんは、後日、退院したこの男性を見舞いに行っている。

彼女によれば、男性の名前はDon Jorgeさん。犬は雌で名前はチキータ。Jorgeさんは何かの病気で片足が動かず、健康保険にも入っておらず、近隣住民の援助だけで暮らしているという。

獣医のArayaさんは、無償でチキータのノミ・ダニを駆除し、病気の予防接種を行ない、Jorgeさんにももっと何かしてあげられないかと思っている。

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Text by Sophokles

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