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1000年に1度カッコウが飛び出す「1万年時計」が米で建設中

Long Now/Twitter

Long Now/Twitter

今後1万年間は動き続けるという巨大時計の建設の様子が、ツイッター上で公開された。

アマゾンのCEOジェフ・ベゾスがサポートする42,000,000ドル(約45億円)のプロジェクトだ。

1000年に1度カッコウが飛び出す

プロジェクトの提唱者は、パラレル・スーパーコンピューターを開発したThinking Machines社の共同設立者として知られるダニー・ヒリス氏。

米国テキサス州の山の中に埋め込まれるその巨大時計は、ステンレスとチタニウムでできた機械仕掛け。短針は1年に1目盛り進み、長針は100年に1目盛り進む。

そして1年に1度チャイムが鳴り、1000年に1度、窓からカッコウが飛び出して鳴くのだそう。チャイムで鳴らす曲は10,000年間分プログラムされ、同じ曲が重ならないようになっている。

下にあるのはBezos氏のツイート。同じ動画が、プロジェクト「Long Now」のツイッターアカウントにも投稿されている。

建設が始まっている—高さ500フィート、全て機械式、昼夜の温度差がエネルギー源、太陽正午にシンクロする、長期的思考のシンボル—1万年時計の実現は、天才Danny Hillis氏、Zander Rose氏と時計建設チーム全員のおかげ! このビデオを楽しんでください。

「長期的思考が必要だ」

なぜこんな時計を作っているのか? それについてアマゾンのベゾス氏はこう言っている。

「人類は夢のようなことを実現できるほどテクノロジーを発展させたが、一方で文明の発展を長期的に見る目を失っているような気がする。

我々に今必要な長期的思考のシンボルとして、この『1万年時計』を建設している。

プロジェクトに参加しているエンジニアリング会社Seattle Solsticeのディレクターは、『10,000年時計』のコンセプトは「エジプトのピラミッドと同じ」と言っている。

SNSでは賛否両論

SNSではこのプロジェクトに対する意見が分かれている。

(ジェフ、これは人類への美しい贈り物だよ。君の気前の良さと、建設チームのハードワークに感謝する)

(未来に生き残った人類がこの時計を見つける時、我々がピラミッドを発見した時と同じ驚きを感じるだろう)

こういった賞賛の声もあれば……

(また虚栄のプロジェクトかい? 1万年後には地球に誰も住めなくなっているんだから、こんな時計に意味はないよ。それより、1万年後にも生き残る森を作るプロジェクトでも始めたらどうだい。慈善家と呼ばれる人たちは一体何を考えているんだろう?)

……というような手厳しい意見もある。

結論が出るのは1万年後ということか。

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Text by Sophokles

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