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両脚を失った10代レーサー、事故から1年後にF3選手権で入賞

Twitter/@BillyMonger

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イギリスの若手レーシングドライバー、Billy Mongerさんが、イギリス・フォーミュラ3選手権の第1戦で見事な復帰を果たし、表彰台に立った。

昨年両脚を失った18才

18才のMongerさんは、昨年4月に英国ドニントン・パーク・サーキットで行われたフォーミュラ4のレース中の事故で大怪我をし、両脚切断を余儀なくされた。

それからわずか1年しか経っていない今月1日、Mongerさんは英国オウルトン・パーク・サーキットで行われたイギリス・フォーミュラ3選手権の第1戦に参戦、義足でレースカーに乗り込み、見事に3位入賞した。

イギリス・フォーミュラ3選手権は、彼が事故に遭ったフォーミュラ4より1ランク上のクラスで、F1(フォーミュラ1)への登竜門と言われている。

手でアクセルを操作する特別仕様車

両脚義足の彼が乗ったのは、タトゥース・コスワースチームが設計した特別仕様車。

アクセルがステアリング・ホイール(ハンドル)に付いており、手で操作するようになっている。また、ペダルはブレーキペダル1つで、これを義足で踏む。

初戦3位に「現実感がない」

義足というハンディを負いながら、しかもフォーミュラ4から3にランクアップした初戦で3位というのは快挙だ。海外メディアの取材を受けたMongerさんはこんな感想を述べている。

「もし誰かが、『お前は事故からカムバックした初戦で表彰台に登るよ』と言っていたら、そういうあなたは大嘘つきだと言い返していたでしょうね」

「入賞したことに今もあまり現実感がないのですが、とにかく復帰できたことが嬉しいです」

支えてくれた人たちに感謝

他の入賞者と共に表彰台に登ったMongerさんは、盛大な拍手と歓声に迎えられ、自分を支えてくれた人たちへの謝辞を述べた。

「まず、僕の復帰を支援してくれたチームにお礼を言いたいと思います。特にGrahame Chiltonさん、それに事故の後にサポートしてくれたすべての人たち、Jonathan Palmerさんや、僕の家族や友人たちに。皆さんの助けがなければ、今日、サーキットで走ることさえできなかったでしょう」

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Text by Sophokles

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