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気に入ったらビットコインで入金してね!“壁画+QRコード”で収入を得る路上アーティスト

pboy_artist/Instagram

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芸術の世界に仮想通貨ビットコインを取り入れたアーティストが現れた。

PBOYという名で活動するフランスのストリートアーティスト・Pascal Boyartさんは、描いた壁画の中にビットコイン送金用のQRコードを埋め込んでいる。作品に目を留めた通行人から、お金を直接寄付してもらうためだ。

この斬新なアイディアはRedditなどニュース系SNSで最近話題になり、アート系海外ニュースメディアも記事として取り上げ始めている。

その場でスマホで寄付できる

ストリートアーティストとして、パリ市内の廃屋や壁、塀に絵を描いているPascalさんが、作品にQRコードを埋め込み始めたのは2017年の11月。これまで23人の人が作品を見て「いい」と思い、約11万円相当のビットコインを寄付してくれたそうだ。

寄付する人はビットコインのアカウント(ウォレット)を持っていなければならないが、それがあれば寄付の方法はいたってシンプル。スマートフォンでQRコードを読み取り、そのアドレスに自分のビットコインウォレットから送金するだけでいい。

アーティストがお金を稼ぐには、ほとんどの場合、画商やマネージメントといった仲介人に依存しなければならないが、QRコードを埋め込むことで仲介人を排し、アーティストと鑑賞者を直接結びつけられるだろうとPascalさんは考えている。

仮想通貨を半年あまり勉強

「もっと早く始めればよかった」とPascalさんは言う。

彼がビットコインのことを知ったのは2014年のこと。当時はそれがどういうものか解らず、特に気にも留めなかった。

だが、フランスでは2017年5月頃からブームになり、Pascalさんは6カ月間作品制作を休んでビットコインを勉強。その結果、作品にQRコードを埋め込むアイディアが生まれたそうだ。

型抜き原紙で描くQRコード

作品にQRコードを埋め込むのに使うのは、レーザーカットで正確に型抜きした原紙と、白黒のスプレーペイントだ。QRコードの上にはビットコインのロゴマークと「ビットコインで寄付を」とフランス語で書かれている。

これまでの寄付金は約11万円だが、今後ビットコインが世の中に普及して行けばビットコインウォレットを持つ人も増え、寄付してくれる人も増えるに違いないとPascalさんは考えている。

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