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珍しいクジラとイルカの混血の個体が見つかる

Cascadia Research Collective/Facebook

Cascadia Research Collective/Facebook

米ハワイのカウアイ島沖で行われていた海洋科学調査中に見つかった種目不明の海棲哺乳類が、イルカとクジラの混血であることが明らかになった。

現在のところ混血の個体はこの1頭(匹)しか目撃されていないため、これが生物学的に混血の「種」と言えるかどうかは確定していない。

DNAテストで混血と判明

海洋科学調査を行ったCascadia Research Collectiveのレポートによれば、その珍しい個体はカズハゴンドウクジラとシワハイルカの混血であるとのこと。

調査が行われたのは2017年8月で、2週間にわたる調査期間中に科学者チームはその個体に遭遇した。写真で手前に写っている1頭で、普通のシワハイルカと並んで泳いでいたという。

その時点では、体色や形態から「カズハゴンドウクジラとシワハイルカの混血ではないか」と推測されていただけだったが、今回、採取された組織サンプルのDNAテストから、そのことがはっきりした。

▼Cascadia Research CollectiveがFacebookで公開した写真

「2017年に、カウアイ島で行われたプロジェクトで撮影された写真をアップしました。写っているのは、カズハゴンドウクジラとシワハイルカの混血ではないかと思われる1頭です。この個体のDNA検査結果を含めたプロジェクトレポートを公開しました。

それを読むと、この個体が混血かどうかということや、カズハゴンドウクジラとシワハイルカの生態について知ることができます。レポートのダウンロードは…」

最も奇妙な発見だった

調査プロジェクトのリーダーであるRobin Baird氏は海外メディアの取材を受け、今回の発見は「我々の調査の中で、最も奇妙な発見だった」と言っている。

「イルカのクジラの混血を人工的に作った例は、これまでにも報告されています。

しかし、自然の中で生まれ、しかもDNAテストで混血であることが証明された例はこれが初めてです」

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Text by Sophokles

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