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ハリケーン被災者のためにTシャツを買った一般女性の行動が、店を巻き込んだ物資支援に発展する

Shelli Tench/Facebook

Shelli Tench/Facebook

自然災害のとき、人々は助け合う。それは日本でも外国でも同じことだ。

アメリカ東部では、大型ハリケーン・フローレンスの被災者たちが、避難生活を余儀なくされている。

そんな地域の一つ、ノースカロライナ州ウェイク群で、ある女性が個人的な支援のためにTシャツを買ったところ、店のスタッフを巻き込んだ大型の物資支援に発展するという出来事があった。

Tシャツ50ドル分の支援

ウェイク郡の町ガーナーに住む女性Shelli Tenchさんは、避難所となっているGarner Magnet高校を訪れた時、避難者たちがTシャツを欲しがっているのを知った。食料や水、オムツ、薬、お湯のシャワーなど、大体の支援は行き届いていたが、清潔な衣類・下着が不足していたのだ。

その時50ドル(約5,600円)持っていたShelliさんは、近辺で唯一営業していたスーパーであるウォルマート・ガーナー店に直行した。

店のマネージャーが全部をタダに

ウォルマートに着いたShelliさんは、フロアマネージャーのJeff Jobesさんに事情を話し、少しでも多くのTシャツを買えるようにディスカウントをお願いした。

すると、マネージャーはディスカウントせず、その代わりに「カートに何でも入れていい」と言った。代金はそのマネージャー持ちで。

おかげでShelliさんは、Tシャツなどの衣類254点、1,251ドル分(約1万4000円)を避難所に持って行くことができた。

マネージャーのJeffさんは海外メディアの取材を受けて、こう言っている。

高校に避難している400人たちのために、我々はもっと多くのことをしてあげないといけない。そのことはよくわかっています。

翌日の驚き

その翌日、Shelliさんにマネージャーからメールが届く。

「他にも何か我々に出来ることはありませんか」

Shelliさんはさっそく避難所に行き、新鮮な果物や栄養ドリンク類、ゲータレードなど、避難者が欲しがっているものをリストにし、Jeffマネージャーに送った。その返信は「30分後に店でお会いしましょう」というものだった。

店でShelliさんが見たものは、山積みになった品々。リストに挙げたものは全て揃っていた。彼女が運転するバンの荷台が満杯になる量だったという。

ShelliさんはJeffマネージャーとウォルマートの善意を多くの人に知ってもらうため、事の経緯をFacebookに投稿。これまでに4万8000回以上シェアされている。

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Text by Sophokles

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