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ソユーズの打ち上げ失敗後に感動シーンがあった

NASA HQ PHOTO/Twitter

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日本時間の10月11日夕、カザフスタンで打ち上げられたロシアの宇宙船・ソユーズでエンジントラブルが発生し、2人の飛行士が脱出するという事故があった。

すでに主要メディアで報道されている話題だが、その中で、まだ日本のメディアが取り上げていないドラマチックなシーンがある。

愛する人と抱き合う飛行士

事故があったロケットに乗っていたのは米国NASAの宇宙飛行士Nick Hagueさんとロシアの宇宙飛行士Alexey Ovchininさん。2人は国際宇宙ステーションに向かい、到着後そこに6カ月間滞在する予定だった。

ところが、途中でロケットのエンジンが故障。飛行士たちは乗っていたカプセルを切り離し、ロケットを捨てて脱出、カザフスタンの草原にパラシュートで落下した。

この間、多くの人が飛行士の命を心配しただろうが、その度合いは、彼らの家族の心配に比べれば軽いものだったはずだ。

事故のあった日、生還した2人の飛行士が家族と抱き合う姿を、NASAが公開している。

カザフスタンのバイコヌール宇宙基地に到着した宇宙飛行士Alexey Ovchinin(左)とNick Hague(右)が家族と抱き合っている。ソユーズのエンジンが故障した後、HagueとOvchininは安全に地上に着陸し、バイコヌール宇宙基地に帰還した。

ソユーズ宇宙船打ち上げ直後に起こった異常事態の後、米国のNick Hagueとロシアの宇宙飛行士Alexey Ovchininは、家族とともにカザフスタンで休養している。

ソユーズロケットは1967年に初めて打ち上げられ、1971年以後半世紀近くも事故を起こしていない信頼性の高いロケット。だが、今回の事故で信頼性は揺らいでしまった。

民間企業が宇宙ロケットを飛ばし、一般人の宇宙旅行が計画される昨今だが、宇宙旅行はまだまだ気軽なものでなく、命がけだということを再認識させられる事件だったのではなか。

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Text by Sophokles

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