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一足売れるともう一足をホームレスに寄付する靴店が人気

brethrenshoes/Instagram

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米国カリフォルニア州に、ちょっと変わった手法で売り上げを伸ばしているオンライン靴店がある。

ハイテク分野の起業家であるTian Muさんが始めた「Brethren Shoes」だ。

ロサンゼルスの路上生活者を目にして

カリフォルニア州ロサンゼルスに住むMuさんは、毎日街に出ると、ほぼ必ず路上生活者とすれ違うという。新しいオンライン靴店のアイディアは、そんな彼が抱き続けていた問題意識から生まれた。

海外メディアの取材を受けたMuさんはこう話している。

アメリカでは全国的にホームレスが社会問題化しています。その問題の大きさには圧倒されるばかりです。けれど、私は人間が持っている優しさと慈善の心を信じているのです。

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一足ごとに一足を寄付

「Brethren Shoes」のユニークな点は、客の靴の購入が自動的にホームレス援助に繋がるということだろう。購入者が一足買うごとに、それとは別に一足が、ホームレス支援団体に寄付される。

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同様のシステムは米国のTOMSシューズが実施しているが、そちらは子供に靴が寄付されるというもの。ホームレス支援を目的にしたオンライン靴店は、米国ではBrethren Shoesが初めてらしい。

寄付を受ける支援団体「Project Joy」の担当者はこう言っている。

Brethren Shoesの顧客が贈ってくれる靴のギフトは、ホームレスの人たちに自信を与えています。その靴を履いた彼らが自尊心を取り戻すのが、見ていてよくわかります。

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どれでも一足66ドル

トラディショナルなウイングチップからバイカー・ブーツまで、洒落たデザインのアイテムはどれも一足66ドル(7,450円)。

自分の靴は買わずに、純粋に寄付だけしたいという人には、半額の33ドルになる。

Brethren Shoesでは、一般の靴店と同様に寄付なしの靴も売っている。今のところ売り上げの3分の1が「寄付あり」の靴だそう。売り上げ比率3分の1といえば結構な割合だ。それだけの客が「寄付あり」を選んで買っていることになる。

Muさんはこう言っている。

自分に靴を買い、同時にそれを必要としている人にもあげる。これは誰にとってもウィンウィン(Win-Win)と言えるでしょう。

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Text by Sophokles

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